鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

あがるー!・・・敵役は日本兵だけど:イップ・マン序章

ブルース・リーの師匠・葉問(イップ・マン)の伝記映画。
・・・つっても、相当創作入ってると思いますが。
でも面白いのでOKですw。

「イップ・マン序章」



とは言え敵役が日本兵、主人公は抗日を貫く人物として描かれてるので、複雑なところはありました。
日本兵の描き方は結構抑制的だとは思いますが(池内博之は結構いい役だったんじゃないかな)、それでもこういうのは・・・。
ま、ここら辺は仕方ないですけどね。
(「悪いのは中間管理職(佐藤大佐)」っちゅうノリもありますw)



素晴らしいのはカンフー。
久しぶりに堪能しました。



最初、道場主同士のイザコザの際には、舞踏のような見え方もするのが、
他派の道場破りとの戦いでは激しさを増し、
10人の日本兵との格闘、ラストのボスキャラとの一騎打ちでは、相手を叩きのめす激しさが前面に出てきています。
特に10人との対戦は、抑えてきた怒り・哀しみが抑えきれずに爆発する印象的なシーンでもあり、ここは弟子のブルース・リーの映画にも通じるところを感じました。
(空手家との対決ってのも、そういうノリかも)



今日は夕方から仕事がらみで長距離を電車移動しなきゃいけなかったので、iPhoneに取り込んで観たんですが、思わず電車の中で拳を握っちゃいましたよw。



続編もあるんですよね。
楽しみ、楽しみ。