鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ジョン・ラセターは侮れない。:くまのプーさん

イクスピアリに遊びに来て、食事のあと丁度時間が良かったので、子供達が前から観たいと言ってた映画を観ることに。

「くまのプーさん」



この映画、妻も「観たい」 と言ってたの、妻に子供を預けて僕はノンビリする算段だったんだけどw、何故だか「ずるい」と言うことで、家族全員で鑑賞するコトになっちゃいました。
(何が「ずるい」のかは、未だに不明w)



退屈な一時間半を覚悟して映画館に入ったんだけど、意外にコレがナカナカ…だったんですよね。


美麗な絵
スムーズなキャラクターの動き
斬新だけど、押し付けがましくない演出
プーさんらしい、ちょっとシュールなストーリー


子供たちは声を上げて笑ってました。
僕はアニメーションと演出に感心しながら1時間半を楽しませてもらいました。


ナレーターと掛け合う展開ってのは、かつてのプーさんの手法のようですね。
そう言うオールド・タッチ(しかし当時は新鮮だったはず)を蘇らせながら、さりげなく新しい技術も導入する。
今回の「プーさん」はそう言うスタイルの作品じゃないかと思います。
まあそう言うチャレンジングなところがなきゃ、34年ぶりにオリジナル映画を製作する意義もないですわな。


とは言え、「プーさん」ですからね。
大人が積極的に観るもんじゃないでしょう。(若い娘さんの姿は館内にチラホラありましたが)
でももしお子さんが「観たい」と言ったら。
お付き合いする価値が少しはあるかもしれません。


恐るべし、ジョン・ラセター。
そう言う映画w。