鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「青豆とうふ」

・青豆とうふ
著者:和田誠、安西水丸
出版:新潮文庫



僕にとって「読書」は大切な趣味である。
なんだかんだ言って、ゴロンと寝転がって本を読んだり、喫茶店でコーヒーを飲みながら本を開く時間が僕にとっては最上のとき。
まあ安上がりですなw。



ただ子供ができると、なかなかそう言う「無為」に見えて貴重な時間って取れなくなるんだよねー。
そうなると、僕にとっての「読書タイム」は通勤時間が過半を占める様になる。
不思議なもので、そうなってから読む傾向も何だかビジネス絡みのモノが増えて来て、ここ数年に読んだ本を振り返ると、過半はビジネス書になってるんじゃないかと思う。



まあコレには別の意図も絡んでるし、読んでみるとビジネス書も結構面白いのでそれはそれで良いんだけど、「趣味」っていう観点からは、「チョットね」って気分もある。



「こんなの読んで、何か意味あるのか?」



そう言うのを読んで楽しむってのが、もっとあって良いんじゃないの?、と。



そう言う観点からチョイスしたのが本書ですw。
なーんの役にも立たない(もしかしたら立つコトもあるのかもしれないけど、今んとこ思いつかない)けど、実に楽しく読め、その上、希代のイラストレーター二人のイラストまで楽しむコトができる。
実にお得な一冊。
役には立たないけどw。



読み終えて久しぶりに「お楽しみはこれからだ」を読みたくなったんだけど、手許にないんだよね、アレ。
あっちも文庫化とかしてくれないもんでしょうか?