鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

スゴく出来のいい映画なんだけど・・・

妻が観たいと言っておった映画ですが・・・。
評判がいいんで、ツイひとりで観ちゃいましたw。(ごめん)

「塔の上のラプンツェル」



魅力的なキャラクター
美しい画像
素晴らしい演出(3Dとしても)
爽快感のあるラスト



実にレベルの高い作品でしたね。
題材を聞いたときは、
「?」
だったんですが、見終わったら、
「!」。
ディズニーの好調は続いておりました



・・・にもかかわらず、物足りなさも感じてるんですよねぇ。
主題は「母親の呪縛からの解放」だと思うんですが、それかな?
まあ確かに魔女との関係についてはもう少し陰影があってもと思ったけど、そこはディズニーですからねぇ(それじゃ「八月の蝉」になっちゃいそうw)。



で、思い至ったのがラスト。
フリンがラプンツェルの髪を切る決断。
ここはいいんですよ。
これは素晴らしい。
「復活」についても、まあおとぎ話はこうじゃないと、ね。



でも最後に王国に戻って「めでたし、めでたし」・・・はどう?
主人公二人の冒険。
確かにそれは「自分探し」の旅でもありました。
でもそれ以上に求めていたのは「夢」であり、「自由」だったんじゃないの?



だから僕はラストシーンに「旅立つ」二人の姿を見たかったんだと思います。
帆を上げて、海に出て行く二人のシーンをね。(あ、馬も一緒かなw)
まあでもそれじゃディズニーのハッピーエンドにならないか?w



スケール感には欠けるけど、実に楽しく、美しい作品だと思います。
3Dで観るとなおさらね。