AppleTVのラインナップで何となく目についちゃって、ポチッとレンタルw。
まだ原作は連載が続いてるはず。
それをどう言う風に…と思ったら、
「なるほどね」。
作品としては「オチがついた」形になってます。
原作は読んでないんで比較はできませんが、個人的には「上手くまとめたなぁ」って印象です。
もっとも主人公の「数字で世界を把握する」と言う思想からすると、最後の「決断」はあまりにも「概念的」過ぎる感じもありますけどね。(ある意味「陶酔的」ですらある)
突っ込めば、それこそが「やってはいけない」ことなんじゃないか、とも。
そう言う意味じゃ、割り切れないものも残りました。
(まあ、この題材だと、どうやってもスッキリしないんですが)
ちなみに「最初の5分」(大和撃沈)は、さすがに迫力があります。
あり過ぎて、最後のカットがあまりにも「詩的」過ぎるのもまた…。
PS 「永遠のゼロ」も作った山崎監督のインタビューはこれ。
<エンターテインメントで〝反戦〟打ち出す 「アルキメデスの大戦」の山崎貴監督>
https://www.jiji.com/sp/v4?id=201907aru-yama0002
どちらも「ベタベタの反戦映画」と思ってるって言うのは、なるほど…なんですが、ちょっと陶酔的なところがあって、それが引っかかるってのが僕の印象ですかね。
リアルに悲惨な物語を提供すべき…とも思いませんが。
#映画評
#アルキメデスの大戦