鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ちょっと乗り切れませんでした:映画評「たちあがる女」

少し前に評判になったアイスランドの映画。

ジュディー・フォスターがリメイクするとか、しないとか…

 

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たちあがる女

 

 

…う〜ん、正直言って僕は乗り切れませんでした。

面白くないわけじゃないんですけどね。

個々のシーンでの演出やストーリーには笑ったり、感心させられたり。

「劇伴」との絡みはニヤリとさせられますしねw。


ただ全体としてどういう風に取れたらイイのかが、ちょっとピンとこない。


環境テロリストとしての主張

「母親」になる心情

環境保護に対するアイスランドのスタンス

主人公たちの経済的な背景

etc,etc…


多分「リアリティ」とは離れたところに物語り設定がされてると思うんですが、それがどの程度の距離感があるのかがピンと来ないんですよね。

ま、多分に僕の「勉強不足」の側面もあるんですがw。


ただ1時間半強という上映時間もあって、退屈せずに観ることはできるし、シーンシーンのユーモア、ヒロインを演じる女優の演技等には感心させられるところも少なからず。

そういう意味じゃ、イイ映画なんだろうなとは思うんですけど…


ま、リメイクは観ないかなw。