鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「グローバル」を()に入れて読むといいw:読書録「世界基準の子どもの教養」

・「全米最優秀女子高生」の娘が母親から教わった世界基準の子どもの教養

著者:ボーグ重子

出版:ポプラ社

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妻と娘が買い物中の時間潰しに入った書店で目について購入。

まあ、「どうよ?」って感じもあるんですが、「読んだらメルカリ」と思うと、心理的ハードルは下がるんですよねw。

(妻も「読んでみたい」と言ったので、その時点でOKではあります)


読んでみると、

「悪くないんじゃない?」。

まあ、「グローバル社会でが」とか「グローバル基準では」ってのが鼻に着くところはありますが(そういう本なんだから当たり前なんだけどw)、割と書かれてることは「そうだよな〜」って感じです。

今、日本で進んでいる教育改革(2020年)の大きな方向性も、ここで書かれているような「国際水準での教養を身につける」方向に重なってると思います。

 

まあ「国際水準」とか言うと仰々しいですけど、要すれば、

 

「IT技術やツールの広がりで、ビジネスがグローバル化し、そのスピード感が格段に上がってる中で、<指示待ち>ではなく、<自分の考えや発想で、自ら行動する>人材の必要性が増している。そのために<教育>のあり方も変えていく必要がある」

 

って現状認識だと思うんですけどね。

「知識偏重」とも言われるけど、一定程度の「知識」が身についてないと、「Googleで検索」のしようもない。

ただ「その知識をどう活用し、目の前の現実をどう変えていくか」という点では課題があるのは間違いないかなぁ、と。

そこら辺が欧米の高等教育機関や上流社会では上手く回してる部分はあると言うことじゃないかと思います。(それが「善」とも思わんけど)


本書で個人的に面白かったのは「他人との交流のための考え方、スタンスやスキル」について書かれてるところですかね。

まあ、「フォーマルなパーティに招かれた時のドレスコード」あたりは<知識>で十分と思うけどw、「ポリティカル・コレクト」の捉え方や、交流にあたってのマインドセット、TPOの振る舞いや服装…あたりのところは興味深かったです。


「面倒くせえ」と感じる面もあるし、そこら辺がトランプ旋風や欧米でのポピュリズムの台頭にも絡んでるのも認識していますが、それでも多様な人種や人材との交流・協業をしていく上においては、ここら辺は余計なハードルを設けない…と言う点で<基本>じゃないかと思うわけです。


まあここら辺が鼻について、

「そんなの、富裕層のコミュニティでしか成立しないし、そこでのルールでしかない」

って意見も出てくるように思うし、そこら辺に「分断」と「格差」の根深いナニカがあるような気もしますけどね。

僕自身としては、「多様性を認める社会の中での振る舞い方や、考え方」の一助として本書を読ませてもらいました。


自分の娘が「全米最優秀女子高生」になるとは思いませんのでw。

(しかし「全米最優秀女子高生」って何?)