「内部化」も簡単な話ではない…かな？：ZOZOの決算

ZOZOの決算発表の記事。

＜ZOZO前澤社長｢新しいことやり過ぎた｣、“ZOZOアリガトウ”終了、PB事業の大幅縮小＞

「持たざる経営の虚実」でZOZOのPBブランドのことを「内製化」の事例として取り上げていましたが、なかなかそう簡単にはいきませんぜ…ってことでしょうかね。

まあユニクロの柳井さんも「製造を甘く見るな」みたいなことを仰ってた記憶があるんですが、「まさに」って感じです。

（規模は違いますが、イーロン・マスクもTESLAで苦労してますな）

ただ「試着が嫌」ってのは確かだと思うんですよね〜。

個人的にもそうだし！！

だから今回の方向転換（データを共有して、製造を自社だけでなく、外部業者とも行う）ってのは悪くないんじゃないかな〜。

個人的にはZOZOスーツで測ったデータをベースに、色々なブランドのオススメがもっとされるのを期待してたってのもあります。

「持たざる経営の虚実」で言えば、データ取得は「内部化」、製造は「内部化」＋「外部化」…って感じでしょうか。

ちなみに「ZOZOアリガトウ」は終了で正解じゃないでしょうか？

PBでなんか「競合」色が出てきたところに、こういう打ち出しは、ちょっと「疑心暗鬼」を深めるでしょう。

もうちょいZOZOの新しいエコシステムのあり方が浸透して、「協業」のメリットを互いに感じることができるようになてから…だったら、また話も変わったかも…ですが。

さて、今回の方針転換で、「下り坂」に歯止めはついたかな？

そうあって欲しいところです。

やっぱ、こういう企業が元気な方が、面白いじゃないですか！

PS 前澤さんのプライベートの方は僕はあまり興味ないんで、どうでもいいです。

自分とはセンスが違うな〜とは思ってはいますがw。

鈴麻呂日記