鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

さて、どう映画化されるのか?:読書録「移動都市」

・移動都市

著者:フィリップ・リーヴ  訳:安野玲

出版:創元SF文庫(Kindle版)

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ピーター・ジャクソンが脚本・製作する…と言う情報を読んで、勢いで購入。

(最初は「監督」もすると思い込んでたんですがw)

この表紙はちょっとインパクトにかけますかねぇ。


映画のポスターはこんな感じ。

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こっちの方が「らしい」かな。


こう言ってはなんですが、予想以上に楽しませてもらいました。

「移動する都市って、なんか<ハウル>みたいやな」

と思ったんですが、読んでみたら、それ以上に「宮崎アニメ」風。

少年少女が、スチームパンク的世界観を、空を陸を海を走り回るって展開です。

ネジが外れたような、でも魅力的な大人たちがシッカリ脇を固めてますしね。


さてコレをどう映画化するのか?

予告編はコレ。

https://youtu.be/WSnGzmw0HxA

原作がチョット弱いのは視点が二つに分かれてしまって、それがドライブ感を損なうトコかなぁと思うんですが(その二つが終盤に合流する流れは、それはそれで面白いんですが)、そこら辺に手を入れても良いんじゃないかなぁ。

ただそれだと改変しすぎで、「ロード・オブ・ザ・リング」で原作へのリスペクトを見せたピーター・ジャクソンらしくはないかも。

 

ま、何にせよ、世界観・ギミック等はジャクソンっぽいのは確か。

ちょっと楽しみになりました。