鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

本国じゃ大コケしたとか…:映画評「人狼」

まあ、分からなくもないかなぁ。

なんか古臭い感じなんですよね、作品としてルックが。

(ミッション・インポッシブルの新作と対抗するなんて、とても無理w)

https://ent.smt.docomo.ne.jp/article/1109385

f:id:aso4045:20181021201413j:image

「人狼」

 

それはもう、押井守の実写版(ケルベロス、紅い眼鏡)の時からそうなんですが、カネかけてもそれは変わらんのかと…w。

やりたいのはそう言うトコじゃなくて、組織同士、組織内部での軋轢、陰謀、隠蔽etc、etc…

そりゃ分かるんですがね。

で、そっちの方は確かに堪能させてくれます。

でも何となく、違うような…。

 

直接の原作となったアニメ(人狼)も観たはずなんですが、あんま記憶がないw。

結構しんどかった漠然とした記憶があるんで、多分そん時も乗り切れなかったんでしょうね。

根っこが全共闘クサイってのもあるかな〜w。(それをリアリティって言ってんのかもしんないけど)

 

中盤以降のアクション展開は韓国映画らしく魅せてくれます。

ラストの「ターミネーター」っぷりは、好みの分かれるところでしょうが。

 

ちなみに原作アニメの遣る瀬無さを本作では回避してるとのこと(そのアニメのラストすら忘れとるw)。

…微妙かな。

確かにアニメ通りだと「あんまり」だけど、こっちだと「それまで」との整合性が…。

 

トータルでは、

ヒトにオススメ出来るかどうか、なんとも…

と言う出来。

あ、個人的には「鋼鉄の雨」の北朝鮮工作員役の役者さん(チョン・ウソン)が渋く締めてくれてたのは嬉しかったですw。

http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/05/26/225531