鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

素浪人ちゃうんや:読書録「北条早雲 青雲飛翔篇」

・北条早雲  青雲飛翔篇

著者:富樫倫太郎

出版:中央公論新社

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何かの拍子に息子に「日本の歴史上人物で一番好きなのは?」と聞いたら、

「う〜ん、北条早雲かなぁ」。

エライ渋いなぁと思ったけど、ちょうど評判のこのシリーズが完結したのを思い出し、購入。

…が、息子は手を出さずw。

オイオイ…。

 

で、先に僕が読んだんですが、確かに面白い。

幼少期の腕白ぶりには信長の物語を思い出させるところがあるし、

「人々を救うために悪人になる」

ってのはで作り物っぽいテーマでもあるんだけど、そう言うのを押しのけるようなドライブ感があって、1巻はあっちゅうまに読んじゃいました。

早速2巻もAmazonでポチw。

 

しかし個人的には「北条早雲」と言えば「伊勢の素浪人からの成り上がり」だったんですが、本書ではソコソコの家の出。

どうもここら辺は最新の学説を反映してるようです。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%97%A9%E9%9B%B2

 

「いいくに(1192)つくろう」鎌倉幕府じゃなくなってるようですし、歴史もアップデートされるんですな〜。