鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

バランスがな〜:映画評「操作された都市」

iTunesで新作でUPされてる中から予告編を観て、面白そうだったんで…。

韓国映画のレベルの高さから期待してたんですが、う〜ん…。

なんかバランスが…

 

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「操作された都市」

 

中盤までは良かったんですよ。

アクション満載のゲームシーンから、冤罪を着せられてのドン底シークエンス(ここまでやる?って感じ)。

そしてそこから立ち上がる主人公と、彼を助ける仲間たち…。

 

で、終盤、やった/やられたのドンデン返しの連続になるんですが、ど〜もコレがハマらない。

どシリアスだった牢獄シーンを受けた敵役キャラも、なんかコメディタッチになって雰囲気変わっちゃうし。

黒幕の狂気も、「お笑い」色の方が強すぎて、「怖さ」に繋がり切らないんですよね〜。

(本作について言えば、コメディ要素はノイズにしかなってないと思います)

 

結果、ラストの「スッキリ感」がもう一つ…と言う。

パーツ、パーツには「オッ」と思わせるトコも少なくなかっただけに、

「惜しいな〜」

ってのが総括でしょうか。

無茶苦茶面白くなりそうなのにな〜。

 

「面白そうと思ったのを、思いつきでドンドン詰め込んでも、面白くなるとは限らない」

 

そんな教訓めいた一本でしたw。