・AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか
著者:榊原英資、竹中平蔵、田原総一朗
出版:中公新書ラクレ
・AI時代の子育て戦略
著者:成毛眞
出版:SB新書
榊原英資41年、竹中平蔵51年、田原総一朗34年、成毛眞55年。
成毛さんが僕より10歳上ですから、全員60歳オーバーw。
「年寄りにAIの話を聞いても」
と思わなくはないんですが、落合陽一さんとか、ワカモンの話を聞いても、ピンとこんと言うのもありまして…。
ま、新しい知識を仕入れるって言うよりは、馴染みのオッさんたちの和談を聞かせてもらうって感じかなw。
「AIと日本企業」は実際「将来」の話より、「昔こうだった」話の方が面白いです。
3人とも日本の政治・行政のど真ん中を経験して来た人たちですし。
それを踏まえての未来への提言は
「所得再分配の強化(ベーシックインカム含む)」
「柔軟な労働流動性に耐えうる生産性の高い働きのための教育改革」
…まあそうでしょうな。
3人三様の微妙なスタンスの差もあって、そこらへんも楽しめます。
一番枯れて来たのは榊原さんかなw。
後者は相変わらずの「成毛」節。
それを読むために買ったみたいなもんですw。基本的スタンスは「人生戦略」と変わんないですしね(当たり前ですが)。
http://aso4045.hatenablog.com/entry/20170115/1484444544
ただ子供にゲームやらせ放題…はチョットまだ踏み切れんかなw。
前に書いた通り、新しい技術に接することの重要性は理解してるつもりですし、その機会を子供たちに与えるべきとは思ってるんですが、
http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/06/05/193155
一方で、ググる前の基本的教養を身につける重要性も、僕はあると思ってるんですよね。成毛さんには「昭和」と言われるだろうけどw。
ま、ボイチャしながら友達と荒野行動プレイしてる姿なんか見ると、コレはコレで新しい友人関係のあり方なんかも垣間見るような感じもします。
完全にこう言う世界と切り離すのは、それはそれでどうかとも。
(しかしもう僕はあのゲームは出来んな。切り返しのスピードについて行けん)
成毛さんほど僕は「遺伝」に任せ切る気にはなれないんで、出来る限りは僕なりの教育の場を与えて行こうとするんだと思います。
ただそれが非論理的な押し付けになっていないか。
コレはいつも確認しなきゃいけないし、そのためにこう言う本を読む意義はあるのかもな〜、と。
単なるファン気質でしかないとも言えるけど。
(いくつか紹介されてたゲームをDLしちゃいました…w)