鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「倫理的」には如何なものか:読書録「ヤキトリ2」

・ヤキトリ2 Broken Toy Soldier 

著者:カルロ・ゼン

出版:ハヤカワ文庫

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「ジェノサイド」を巡るストーリーですからね。

しかも主人公たちは「やらかす」側。

心理的抵抗感も殆どなく。

ま、「殲滅」されかけた状況ゆえでもありますが。

 

まあ、この作者。

ポリティカル・コレクトとは一線を画してるようです。

web出身のラノベ作家には何となくそう言うタイプが多いような気がします。

 

…とは言え、「エンダーのゲーム」から実戦に進み、展開としては割とオーソドックスかも。

前作ほど主人公の悪態にもイラつきませんでしたしね。

表紙になってる中国系美女の「過去」もチョイと頭出しされ、個人的には前作より好きです。

 

さて引くラストでしたので、まあ次も出たら読むんでしょうね。

「地球編」

かな?