鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「国内損保の再編は新たな段階に入る」?

今日の日経一面。

「楽天、損保に参入 顧客データ活用:日本経済新聞」

<00年以降に相次いだ国内損保の再編…は新しい段階に入る。>

 

3メガで9割のシェアを押さえてますから、「再編」と言う意味では、「中小」の動きのことを言うんでしょうか?

あるいは新興勢力(侵攻勢力?)の伸長?

 

<楽天は銀行やカードなど金融事業を強化している。9000万人超の会員データを抱えるのが強みで、こうしたデータを活用し、既存の損保と異なる商品を開発する。>

 

そういう観点から新しい商品が出てくると言う可能性は確かにありますし、顧客との接点を持っているネットサービスが優れたUXで商機を広げていく可能性は否定できないと思います。

個人的な利用で言うと、楽天のUXがそれほど優れていると思えないんですけど…。

(ここら辺はシェアの概念が広がってきたときに、利用に保険を組み込む流れが要注意だと思っています)

 

販売チャネルとしては保険にはニトリやらヤマダ電機やマツキヨやら参入してきています。

保険に勝機を見ていると言うよりは、本業とのシナジーによって人口減少社会における顧客の確保と深耕を狙っているのではないかと…。

保険会社の買収と言うのは相当大きい話ですが、楽天の動きも同じような流れなのかもしれません。

 

完全に個人的な見解ですし、従来とは異なる顧客接点や技術を持った勢力が参入してくると言うのは、業界としては大きな話であること間違いないんですけどね。