鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

思いのほか、「気づき」がありました:読書録「みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門」

・みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門
著者:古賀史健
出版:スマート新書(Kindle版)

みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書)

みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書)

 

 

「嫌われる勇気」の共著者による「文章読本」。
スマート新書はKindle Unlimitedで読めるし、30分くらいで読める分量なんで、気楽な気持ちでDLしました。

 

でも思ってた以上に「気づき」があったんですよね、これが。
いや、「思ってた以上」ってのは古賀さんに失礼だけどw、読みやすさと分量に比して、「得たもの」が多かった気がします。

 

基本的に「こりゃビックリ」ってことは、ないんですよ。まあ、僕も50年以上生きてますし、そこそこ本も読んでるし、文章も書いています。
その観点では「しまった!これを知ってたら」みたいな驚きはなかったです。

でも、
「自分で漠然と気をつけながらやってたことは、文章化して整理したらこう言うことなんだな」
って言うコトはアレやコレや。
そういう「気づき」を得て、自分の文章の組み立て方を考える上においては、参考になる一冊だったと思います。
<論理的文書のポイントは「接続詞」><起「転」承結><説得じゃなく、納得>
…あたりは特に、ですね。

 

まあ、ビジネス文書を考えると全部使えるわけじゃないですけど、企画提案やプレゼンなんかはこう言う視点で見直すと役に立つと思います。
「ブログ」なんかも、読者を意識して、「読んでもらおう」と思うなら、こう言うスタンスは重要…

 

…とか言って、今のこの文章はあんまり役立ててないですけどね、指摘事項をw。
それはスマホ中心、音声入力中心で今はこのブログを書いていることにも関係しています。(だから事前にチェックポイントを書き出したりなんかはしてません。さすがに推敲はしますが、そこまで徹底的じゃないです)
それでも事前に漠然とした「流れ」は考えてから取り組むんで、そう言うところに読んだことを反映させていけばいいのかなぁ。
…よう分からんけどw。

 

(「説得より、納得」ってのはホントに大きな「気づき」。これは仕事上の話ですが。
そのために「?」→「!」という構図を持ち込むってのはスキルとして「なるほど」とも思いました。
今、取り組んでることにはチョット時間的に難しいんですけど、意識はすべきだな、と考えています。なんか、今更やり方変えたら、却ってがたがたになっちゃうリスクもあるけど…)