・自分への取材が人生を変える
著者:はあちゅう
出版:スマート新書(Kindle版)
#MeTooの流れの中で、はあちゅうさんが声をあげたことについては、僕は心から素晴らしいなと思っています。
*はあちゅうインタビュー
https://www.facebook.com/HuffPostJapan/posts/970562356431580
https://www.facebook.com/HuffPostJapan/posts/970558283098654
自分自身を振り返って、正直胸をどこまではれるかってのはあるんですが、社会や文化のあり方を変えていくキッカケとしては、絶対に必要な動きだと思っているので。
自分の娘が少しでも前向きに生きていける社会になることを強く願ってます。
(色々なリアクションがあるし、はあちゅうさんの対応も若干ブレたりもしてますが(童貞いじりのあたり)、基本的には池上彰さんのスタンスが僕は正しいと思ってます。
http://bunshun.jp/articles/-/5604?page=1
「過去が今を形作る」事を考えると、今更」とか「時代が」とか言って目を瞑るべき問題ではないかと)
実ははあちゅうさんの作品は読んだ事なかったんですよね。
ネットでの発言や文章を読むと、
「あんまり相性は良くないかなぁ」
と感じてたもので。
でも今回の件があって、「応援」の気持ちで一冊購入をしてみました。
で、読んでみたんですが、
…やっぱチョット感覚が合わないw。半分くらい読み進めて、挫折しちゃいました。
全然難しい本じゃないし、言ってることは納得出来ることが多いんですけどね。
これはもう、「相性」というしかないか、と。
でもヤッパリ一冊くらいは…と思って読んだのが本書です。
Kindle UnlimitedでDLして読みました。
リアル本だと90ページくらいかな?
30分ほどで読了しました。
とは言え、
「ヤッパリ相性があわない」w。
う〜ん、なんでだろうなぁ。書いてあることは全然おかしいことじゃないんだけどなぁ。
(昨年末からブログのメインをスマホからのアップにして、頻度を上げる試行をしてるのも、若干考え方に通じるところがあるくらいです)
もしかしたら「自己肯定感」の強さがチョット苦手なのかもしれません。
これは男女限らず、僕の感覚の中にはある傾向かもしれないな、と。
「自己肯定感」の重要性は理解してるつもりですし、自分自身の課題の一つはそこらへんにある様にも感じてるんですがねw。
残念ながら著作へのフィット感はもう一つでしたが、はあちゅうさんが声をあげたことは、やはり評価しています。
なんか、はあちゅうさんの人格攻撃の様な動きもあって、そのことで彼女の問題提起を相対化しようとする様な向きも感じるんですが、彼女の表現や行動に責められるべきことがあったとしても、ソレはソレ、コレはコレ。
彼女が傷ついたことは事実であり、ソレは一方的に傷つけた側が責められるべきこと。
さらにそうした傷つけた側の言動には、女性を抑圧する様な社会的・文化的土壌があったのではないかと、我が身を振り返って考えるべきなのだと、僕は思ってます。
簡単な問題じゃないですけどね…。