・モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
著者:尾原和啓
著者:幻冬舎(Kindle版)
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book)
- 作者: 尾原和啓
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/09/27
- メディア: Kindle版
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・これからの世界をつくる仲間たちへ
著者:落合陽一
出版:小学館(Kindle版)
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/03/28
- メディア: 単行本
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「モチベーション」についてちょっと考えたいことがあって読んでみた2冊。
「自分の」と言うよりは、「同僚」「後輩の」…のなんですけどね。(まあ、自分については今更ってのもw)
二人ともAI・シンギュラリティを念頭において話を展開しています。
当然、「決まったことをやる」「管理する」と言ったホワイトカラー的な仕事はAIに置き換わっていくことが想定されていて、その中でポジションを確保していくためには「クリエイティブ・クラス」になる必要があるとされてます。
ま、「オリジナリティ」と「専門性」に裏付けされた<あり方>とでも言いましょうか…。
そのためには「他律的」なモチベーションではなく、「自律的」なモチベーションな持ち方が重要になる…ってことも指摘されてます。
分かるんですよ。
AIがらみの「これからの仕事論、働き方」を語るときには、多かれ少なかれこう言う話になります。
その点に異論はないんですけどね。
ただ誰もが「クリエイティブ・クラス」を目指したいわけじゃないし、なれるもんでもない。
そこまで行けるのは、やっぱり「一部の人」でしょう。
その「一部の人」をどうやって目指せばいいのか…ってのがこれらの本では語られてるんですが、そうじゃない人はどうあるべきなのか?
落合氏がチョロっとコメントしてるように、「AI・コンピューターに使われる」生き方だって「有り」でしょう。
そのAIは、僕なんかよりずっと的確な判断・指示をしてくれるわけですからw。
そう言う中で、どう言う社会・組織が考えられるのか?
…個人的にはそっちが知りたかったなぁ。
そう言う意味じゃ、ちょっと僕には「オーバースペック」でしたw。
(とは言え、若い人はやっぱりこう言う考え方を考慮すべきとは思いますけどね。その選択肢を知らずして「AIに使われる」だけってのは、ちょっとレプリカントっぽくて、寂しい…)
ただ「モチベーション革命」で紹介されている、「モチベーション」を探るためのツールなんかは使えそうな気がしました。
自分のタイプを分析する「ストレングス・ファインダー」や、無料版の「mgram診断」
自分の強みや好みを開示する「偏愛マップ」
コミュニケーションの土台を作る「自分のトリセツ」
こう言うのって面白いし、「チーム」を作るうえに役に立つツールだと思います。
<変化のスピードには「信頼」でしか追いつけない>
まさにその通り。そして「チーム」でそれを醸成するためには「自己開示」と「コミュニケーションの質の向上」が一番重要であり、これらのツールはそれを上手く「見える化」してくれる感じなんですよね。
その先にメンバーが「クリエイティブ・クラス」を目指してくれれば、これは言うことなしですが、まずは僕がやるべきは、この「チームの土壌づくり」ではないか、と。
前にやったOcapiなんかと併せて、ここら辺は「使える」んじゃないか、と思った次第。
「いつ、どんな風にやるか」
これはちょっと考えなきゃいけませんがw。