鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

エンタメとして成立してる?:映画評「ひるね姫」

2020年東京オリンピック3日前の設定で、自動運転車を巡るドラマ。
「少し先の未來観」に興味があるんで、レンタルして見ました。


ひるね姫


う〜ん、微妙かなぁ…。
VRの使い方は「ふむふむ」って感じなんだけど、スマホには殆ど「未来感」はなし。
ほぼ行き着くところまで行ってる。
主人公たちの経済的なポジション
…ってあたりなのかもしれないけど、「もうちょっと」って印象は強く残りました。
自動運転の技術なんかと照らし合わせても…ですね。


ストーリーの方もねぇ…。
「夢と現実が交錯する」
これ自体は悪くないと思います。前半の展開なんかは面白いとも思いました。
しかし終盤の「スペクタクル」は…
あれって、どう「現実」とリンクしてるの?
いくら何でも説明をはしょりすぎじゃない?


数日前に同じ監督の「009:re Cyborg」をhuluでながら見したんですが、あっちもそんな感じ。
同じようにラストの展開は「説明不足」と感じました。


それは想像して。
ってことなのかもしれませんが、時にそれが「手抜き」「御都合主義」にも感じられる。
少なくともこの2作の終盤の展開にはそんな気配を僕は感じてしまいました。


倉敷市(下津井)の雰囲気は悪くないんだけどなぁ…。