鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

これは思ってたよりムチャクチャ良かった:映画評「22年目の告白」

元は韓国映画を翻案した「劇場型犯罪」のバリエーション映画。
「犯人が出版」ってのはチョット前のことを思い出すし、劇場型犯罪ってのも割とあるパターン。
監督(入江悠)のイイ評判は聞いてるけど、まだ作品見たことないし、テレビ局が制作に絡んでるし…
ってな感じで、何となく観るモチベーションが上がらなかったんですが、タマフルの評が予想以上に良かったので、雨で外出するのも億劫になって、観ました。


…いや、イイ作品ですよ、これ。



「22年目の告白 私が殺人犯です」


完全ネタバレ厳禁の映画なんでw、あんまり書けませんが、後半までの展開・緊張感にはグッと引き込まれます。
ビデオっぽい画像が回想シーンで多用されてるんですが、これが実に効果的。
それがラストに、さらに緊張感を高めます。
「1995年」って設定も、ねぇ。
「現実」とリンクさせた設定が、時に胸を鷲掴みにしました。


終盤の展開はもうチョット、シャープにできたんじゃないかな、とも思いましたが、それは「付け足し」。
もう「大満足」の出来でしたよ。


伊藤英明の演技に感心させられる日が来ようとは、ねぇ…。