鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

痛いところを突かれてます:読書録「職場の問題地図」「仕事の問題地図」

・職場の問題地図 「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方

職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方

職場の問題地図 ~「で、どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方

・仕事の問題地図 「で、どこから変える?」進捗しないムリ・ムダだらけの働き方
仕事の問題地図 ~「で、どこから変える?」進捗しない、ムリ・ムダだらけの働き方

仕事の問題地図 ~「で、どこから変える?」進捗しない、ムリ・ムダだらけの働き方

著者:沢渡あまね
出版:技術評論社


自分自身のためというよりは、社内の若いメンバーと「職場の状況」っていうのを「どう評価するか」ってことについて、同じ目線で話す「共通言語」を探すために読んだのが「職場の問題地図」。
これが思ってた以上に面白かったので、「プロジェクトマネジメント」について書かれた新刊「仕事の問題地図」の方も読んでみました。
これも面白かったですねぇ。


まあどちらも一言で言えば「コミュニケーション」ってことなんでしょうがね。
でも放っておいてそれがうまく行くことはないし、下手なコミュニケーションは組織にとってマイナスになることもありえる。
<だって人間だもの>
だからそうならないようにツールや考え方等のノウハウを分かりやすく紹介してくれているのが、この二冊の本、という訳です。


正直言うと手書きの「MAP」(チャート)なんかは逆に「分かりづらい」雰囲気もあるんですがw、全体としては分かりやすくて「納得感」があります。
対処法としては(職場の特性もあるので)「どうかな?」ってところも勿論あるんですが、大筋は間違ってないんじゃないでしょうか?
何よりこの「敷居の低さ」は、あまりこの手の本を読まないメンバーと話し合いをする際の「入り口」として活きるんじゃないか、と。


「読む時間がそもそもないんですよ」


と言うご意見もあろうかとは思いますが…w。