鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「娘」を持つ人は…:映画評「64」

誘拐事件で娘を殺された人、娘が失踪した警察官、そして「犯人」もまた…。


豪華な2時間ドラマ前後編くらいの気持ちで身始めたんですが、思ってた以上に、心揺さぶられました。
ムスメがいる人は、涙腺に注意…ですw。


64-ロクヨン-前編 通常版DVD

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「64」


原作を先に読んでたんで「佐藤浩市は二の線、過ぎない?」と思ってたんですが(NHK版の「ピエール瀧」は適役と思ってました。失礼ながら)、コレがハマる、ハマる。
改めて見たら怖い顔してんですよね、佐藤浩市
ムスメにあそこまで嫌われるかどうかはともかく。


まあ役者陣が豪華&魅せてくれます。
個人的ベストは「奥田瑛二」。
いやぁ、憎たらしいですw。
三浦友和滝藤賢一緒形直人も良かったですな。


昭和64年。
僕が社会人になって1年目。
そこに囚われている誘拐事件の被害者を「永瀬正敏」が演じます。
「ションベン・ライダー」以来のお付き合いの彼の「老け役」にも感じるところがありました(老けメイクですけどね)。
昨日のことのようだけど、もう「歴史」になりつつあるんですな、あの日々も。


全然、大人になり切れとらんけどなぁ。