鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ちょっ営業入ってますが:読書録「最強の営業部隊をつくるタブレットPC活用戦略」

・最強の営業部隊をつくるタブレットPC活用戦略
著者:関根潔
出版:経営者新書


幻冬舎が新しい新書シリーズ、しかもビジネス寄りのを出してたので、試し買い。
タブレットの営業利用について、ちょっと考えてるトコもあったもので。


新書シリーズとしてはどうですかねぇ。
「経営者向け」ってことなんでしょうし、本書も確かにIT戦略を考える経営者を想定した書かれ方になってるんですが(作者の作った製品(インタラクティブ プロ)の宣伝ッポイとこもあるのはそのせいもあるでしょう)、どれくらいのニーズがあるのかなぁとも思いました。
まあ、マーケティングに定評のある出版社だからそれなりの「勝算」はあるんでしょうが。


本書の核となる主張。
<これからは会社のナレッジを営業現場で活用できるようにしなければならない。その活用ツールとしてタブレットは向いている>
<営業「現場」で活用できるナレッジは「対話的コンテンツ」になるべき>
等々は納得できるものがあります。
それをどうやって実現するか…ってのを考えると、本書の場合「インタラクティブ プロ」の活用ってことになっちゃうんですがw、まあそれは仕方ないかな。
ただ「タブレット」が営業の「現場」の「今」の活用に向いているのは確かだと思いますし、それを考えるとき、「パンフレット」や「カタログ」「マニュアル」等の「一覧」ではなく、それを「現場」での「営業対話」に活かせるように整備する…ってのは重要だと思います。
「商品」情報だけじゃなく、付加価値提供につながるような周辺知識も含めて、ですね。


「現場」で情報へのアプローチをしやすくする、そのためにタブレットを活用する。
そこから一歩進んで、
「営業現場」での顧客との「対話」にスムーズに活用できるような形でコンテンツを提供する。
「営業戦略」としては確かにこうだと思います。


じゃあ、それをどうやって実現するのか?


インタラクティブ プロ」抜きでw、今の「社内資本」で何ができるかを考えるのが、次の僕の課題ですかね。
難しそうですが、それはそれで面白くもあるかな。