・50歳からの出直し大作戦
著者:出口治明
出版:講談社+α新書(Kindle版)
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/09/21
- メディア: 新書
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・五〇歳からの勉強法
著者:和田秀樹
出版:ディスカヴァー携書(Kindle版)
- 作者: 和田秀樹
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 新書
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「LIFE SHIFT」を読んで、
「こっから先がまだまだあるんやなぁ」
と改めて認識させられ、何となく焦って購入した「50歳」本。
読んでるうちに「焦燥感」の方は大分治りましたがw。
出口さんの作品はご自身のニッセイ人生から起業経験を簡単に振り返った後、実際に50歳を超えて「起業」した人へのインタビューを収めています。
上場企業まで育てた人から、趣味的な自営業を開業している人まで、結構バリエーションに富んでます。「功、なり遂げた」って感じじゃないところが面白いかな。ネットで「その後」を調べてみると、それなりに色々あったりするみたいだし。
まあ、今のところ「起業」は考えてないけどw、こっからでも色々やれるってことが見えるのは興味深い作品。
でもまあ、のんべんだらりとしてて何かができるようになる訳でもなく…ってことで和田さんの本。
受験本で有名な方ですが、「何かに合格する」とか「資格を取る」とかゴールのある「勉強」じゃなくて、豊かな50代以降をおくるための「勉強」のスタンスを論じています。
それだけに「切れ味」は落ちますが、何か「正解」や「ゴール」がある訳じゃないですからね、ここら辺の話は。
「分かっちゃいる」
ことを言語化してくれてる本って感じでしょうかね。一番は「アウトプットを重点に置いた勉強」ってとこかもしれません。
ちょっと「モテ」を強調しすぎる感はあったけどw。
どっちもさらっと読める本なんで、それはそれなり。
でも50歳になったからって老け込む必要はないってことを再認識できるのは良かったですかね。
「老け込んでる場合じゃない」
ってのがホントのとこなのかもしれないけどw。