鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

割と好きです:映画評「EX MACHINA」

「ちょっと未来感」が楽しみだった映画。
あんな「人型ロボット」を作れるようになるのが「ちょっと未来」かどうかはともかくw。(にも関わらず、「チューリングテスト」をクリアしたAIはまだ登場してないと言う…)


「エクス・・マキナ」


「her」なんかに比べると、「人間」にとって「苦いラスト」かもしれませんが、個人的には割と好きです。「好いた惚れた」を「人間的」とする話が多いですが(「her」もそう)、AIから見れば「そうじゃない」って見方だってあり得ますからね。


そう言う意味じゃ、ラストの社長の反応は凡庸すぎるかも。彼のスタンスや考え方からすれば、AIの「判断」を「喜ぶ」(楽しむ)って線の方があるような気がします。
まあサスペンスドラマとしてはコッチの方が収まりがいいのは確かですが。


楽しませてもらったけど、あえて言えば、
「じゃあ、この後、彼女は何がしたいの?」
ってことかな?
「U.N.C.L.E」に入るのか、「ジェイソン・ボーン」を追いかけるのかw。


(服を着た「彼女」より、機械感丸出しの方が魅力的。
…ってのは、「狙い」なんでしょうなw)