鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

青春物語だ〜!:映画評「ちはやふる 上の句」

本当は「アーロと少年」を観に行きたかったんだけど、なぜか子供たちの反対に会い、こちらになりました。
子供達はhuluでアニメシリーズに夢中だったし、僕は「海街diary」で観た「広瀬すず」の演技力と存在感に感心してたってのがあります。
ラジオのキャスターやってる高校時代の友人が公開に合わせてインタビューしたって聞いてたのもあるかな(まだ聴けてないんだけど)。
でもまあ、
「アイドル映画+α」くらい…
と思ってたんですが…。


いやぁ、すっかり感情移入しちゃいましたw。
がっつり青春ドラマです。



「ちはやふる 上の句」


原作は1巻か2巻は読んだことがあったんですよ。
「競技かるた」を取り上げたことや、その迫力については「面白いな」と思ってたんですが、(まだ「過去」と「仲間集め」くらいの段階だったんで)
「ちょっとこのペースには付き合えんな」
と思い、続きは断念していました(実際、今コミックは31巻になってるようですし)。


そこら辺を(それでもちょっとタルかったけどw)コンパクトにして、「熱血スポ根」風の展開にしながら、人間関係の機微にもチャンと踏み込んだ描写をしつつ、進歩した映像技術で迫力ある競技シーンを…
ってのが上手くいってるんじゃないかと。
ホント、楽しめました。


中でも「机くん」のエピソードがねぇ。
まあ前編(上の句)では決勝戦でもあり、最もポイントのなるシーンなのは間違いありませんが、泣かされちゃいましたよ、おじさんは。


4月下旬に後編(下の句)公開。
まあ、観に行きますな、これは。


(ちなみに今回「夫婦50」という割引セット(どっちかオーバ−50なら割引れる)で夫婦の鑑賞料は「1100円」。
入口で身分証チェック…なしにすんなり入れたのが、ちょっとショックw)