鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

次の世代の橋渡しとなる作品:映画評「スター・ウォーズ フォースの覚醒」

僕自身は、年代的にはハマるので、影響は受けてきたものの、熱心な「スターウォーズ」ファンってわけではない。
「ハン・ソロ」に関しても、「ええキャラやね」とは思うものの、憧れるような存在ではなかった。キャラ的には「インディ・ジョーンズ」の方が好きですしね。(そしてハリソン・フォードといえば「デッカード」に尽きます)


で、ディズニーに製作が移っての「エピソードⅦ」。
「お祭り」的なノリは楽しめそうとは思ってましたが、そこまでの期待はしていませんでした。「スタートレック」のリブートも、面白いっちゃあ面白いんだけど、オリジナルとは「別物」ですからね。
「まあ、スター・ウォーズもそうなっちゃうのかなぁ」
と。
そこまで熱心なファンじゃないんで、「ま、面白けりゃいいけどね」くらいw。



「スター・ウォーズ フォースの覚醒」


しかし!
いやぁ、「スター・ウォーズ」でしたよ!
しかも単なる懐古趣味、オールドファン向けじゃなくて、ちゃんと話が進んでいるという。
新キャラもなかなか魅力的です。
「おいおい、続きはどうなるんだ!」
としっかり煽られてしまいました。


とは言え、僕らの年代にとっては、やっぱかつてのキャラクターが気になるところ。
そして何より「ハン・ソロ」。
「自由人」であった、彼が見せる今回の姿は…。
くそぅっ。
泣かされたぜ!
「親父」となった同世代必見ではないですか、これは。


「最強/最凶」イウォークが登場しないことが、銀河を再び混乱に陥れたんじゃないかとかw、
旧作と「あのシーン/このシーン」は被るんじゃないかとか、
レイアはギリだが、ルークはもうちょっと身体を絞った方がとか、
BB-8は可愛すぎるんじゃないかとか、
色々言いたいこともあるけど、トータルでは満足できる出来でした。
予告編で見てて、分かってたのに、ハン・ソロの
「チューイ、我が家だ」
には上がりましたよ。


結局僕も「スター・ウォーズ」世代ってことでした。
そして本作で次の世代にもシリーズは橋渡しされていくのでしょう。
ちょっと寂しいところもあるんですが…。