鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

食傷気味なくらいのアクション連発:映画評「ジョン・ウィック」

死んだ妻が贈ってくれた子犬を、ロシアンマフィアの息子に殺された元・殺し屋が壮絶な復讐劇を展開する。
「色々事情はあるだろうけど、犬を殺された代償に復讐劇ってのは...」
って予告編を見て思ってたんですが、存外ここら辺は「納得」しちゃいましたw。
あれは不憫だわ。



「ジョン・ウィック」


「バカ息子」を介して、旧知の仲であったマフィアのボスと殺し屋が敵対する...って話は、なんか最近のリーアム・ニーソンの映画にもあったような気がしますがw、まあ話の切っ掛けとしては良いかな、と。もうちょっとボスサイドの息子への思い入れなんかが描かれてもいいかなとは思いましたが。
殺し屋世界のルールや「特別な役割」なんかが描かれているあたりも面白かったですね。リアリティがあるかどうかはともかくw。


ちょっとアクションの連発すぎて、若干食傷気味になっちゃう...ってのが欠点ちゃあ欠点かもしれません。
「敵に当たる弾の数と、自分に当たる弾の数のアンバランス」
という「宇宙戦艦ヤマト」ルールも適用されています。
しかしまあ、そこら辺を楽しむ作品とも言えますしね。
R−15?
確かにね。


シリーズ化するんでしょうか?
割と主人公の個人的なしがらみは作品内で「清算」しちゃってるんで、「続編」となると、単なるダークヒーローものになっちゃう気もしますが。
ま、でもあったら見ちゃうかな?
それくらいは楽しませてもらった作品でした。