鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「その後の007」・・・じゃないんだよね:映画評「スパイ・レジェンド」

ピアース・ブロスナンが「引退した凄腕スパイ」を演じる作品
「その後の007」みたいなノリで気軽に作られたんかいな…と思ってたんですが、存外しっかりした(失礼!w)スパイ映画でした。
ま、邦題はそこら辺を狙ってとは思いますがねw。(原題は「The November Man」)




「スパイ・レジェンド」



とはいえ、もうちょいバランスが…とは思わなくないですかね
結果的には「非情さに対して疑問を持ったスパイ」っことなんでしょうけど、そこら辺が追う者と追われる者の間でどのように共有されたかの描写が今ひとつです。(饒舌に説明されるよりははるかにマシではありますがね)
割とテンポよく進んでいるのに、ロシア大統領候補を追い詰めたシーンでもたつくのも、見てて
「うーん…」
って感じになります。


でも全体としては楽しめたかな。
なんか変な「007の亜流」を見せられるよりは良かったと思います
そっちの方を期待して借りたってのはあるにせよw。
(ブロスナン、ごめんなさい)