鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

Apple Watch:二日ほど使ってみました。

最初は購入は「見合わせ」の予定だったんですけどね。こういう新商品は少しこなれてからのほうが良いかな、と思ってたので。
でも予約受付日が「4月10日」で、その日が自分の「50歳」の誕生日だったこともあって、その日の朝になって不意に、
「自分への誕生日プレゼントに買ってみるか」
と思い立ち、夕方予約を入れちゃいました。
「衝動買い」に近いですがw、まあいいか、と。
(ちなみにMacBookの方は次世代以降の予定です)



購入したのはSportsの「ホワイトバンド」、42mm。
「試し買い」に近いので、ここら辺のチョイスになります。一番使うのは「ジョギングのときかな」っていうのもありましたしね。
割とスムーズに予約が入って、24日には入手することができました。
で、土・日と使ってみての「第一印象」です。


色々なレヴューがもう上がっていますが、iPhoneとの連携のスムーズさは非常に上手く機能しています。
そのため、iPhoneを持っていても、iPhoneを取り出す回数は確かに減ったように思います。
一方で単体での使用については、今のところ「?」って感じ。
ジョギングのときを一番想定してて、音楽の取り込みなんかは実にスムーズに行ったんですが、やっぱりGPSがないのはなぁ。
私はRunKeeperをUPに連携させて使ってるんですが、この使用感が実に良くできてただけに、結局単体で使う気になれていません。ジョギング中に聴くのがPodcastが多いってのもありますね(取り込む方法はあるんでしょうが、面倒ですし)。
ただAppleWatchのフィットネスアプリは良くできてて、RunKeeperを走らせながら、ジョギング中はWatchアプリで時間・距離・ペース・心拍数を確認しながら走ってます。ここら辺のことを考えると、心拍数データなんかを取り込んだアプリが今後出てくると面白いんじゃないかと思いますね。
iPhoneが手放せないことの失望感より、こっちの期待感のほうが大きいです。


日常使いでは(これもレヴューの通り)「通知」が絶妙です。
スマホを使うようになって、確かに便利は便利なんですが、
玉石混交のメール
コントロール不能状態になったアプリからの通知
さらには、
「メール」「LINE」「メッセージ」等、多様化した連絡方法
と、結構「他者」「外部」からのアプローチの多様化と混沌に振り回されるようなところがあります。
基本的に僕のスマホは「マナーモード/振動」というセッティングなんですが、それでもうるさく感じるときがありますし、それでいて重要なアプローチを逃してしまうことおあります。


AppleWatchはこの点の整理が実に良くできます。
各種の通知を手元で一瞬確認し、その重要性によって対処を瞬間に決断することができますし、簡単な処理も可能です。
さらにiPhoneが近くにあれば「電話」もできますから、「外部からの連絡」への対応度は格段に上がります。
カバンや上着のポケットにiPhoneを入れたままでもこうした対応が可能。
これが「iPhoneを取り出す回数」が減る理由です。
もっともこうなっちゃったのはiPhoneを世に出してスマホを普及させたAppleに責任の多くがあることを考えると、なんだか「自作自演」っぽい感じもありますがねw。


ティム・クックがどっかで、
「AppleWatchが手放せなくなってる」
とか言ってましたが、多分にPR色はあるものの、彼のように外部との連携の中で「決断」をする機会が多い人にとっては確かに便利なデバイスでしょう、これは。
僕自身は決してそこまでのことはないんですが、それでも「最初に思ってたよりは便利やわ」と思ってます。
フィットネスアプリのことなんか考えると、今後アプリによって色々な機能が活用され始め、使い方が多様になることで、
「個人と外部と連携させる」
デバイスとして、AppleWatchは威力を発揮する・・・かもしれません。
(「弱点」として良く上げられるバッテリーですが、確かに「丸一日」はキツいでしょうね。
でも僕は丸一日腕時計をつけてるようなタイプじゃないんで、特に不便はないです。ただ旅行とかのときに、iPhoneとは別に充電器を持って行く必要があるのは煩わしいかもしれません)


とか言って、1ヵ月後には机の横に転がってるかもしれませんがw。