鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

そこそこ楽しみましたが:映画評「WOOD JOB!」「超高速!参勤交代」

面白かったと言えば、面白かったんですけどねぇ。
一緒に観てた子供達も笑ってましたし。
ただ、「小品」って感じなんですよ。どうしても。



「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」



「超高速!参勤交代」


手堅いし、笑えるし、ちょっと感動させるところもあるし、
「TVドラマじゃ出来ないよな、これ」
って思わせる水準にも達してて、決して「貶す」ような作品じゃありません。
「超高速!参勤交代」あたりは、事前にはあまり評判になってなかったけど、公開後「スマッシュヒット」・・・ってのも納得できる出来です。
でも、何かもう一つ・・・。


多分個人的には日本映画にはどっか「はみ出た」ところを期待してるんだと思います。
それこそ一昔前の角川映画のような。
勿論、こういう「手堅い作品」が作られるって言うのは、映画界にとっては良いことだし、全体的な水準がまた上がってきてるような気配も感じてはいるんですが・・・。


まあでも楽しめる作品に仕上がってるのは確かですからね、
これはこれで評価すれば、それで良いのかもしれません。
TVドラマの映画化じゃないだけ、どれだけ志が高いか、ってのもありますからね。