鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「時が新しかったころ」

・時が新しかったころ
著者:ロバート・F・ヤング 訳:中村融
出版:創元SF文庫(Kindle版)

時が新しかったころ

時が新しかったころ


「読むべきとき」
ってのはありますね。
この本を10代の時に読んでたら、もしかしたらもっと感銘は深かったかもしれません。
それは「夏への扉」と同じです。
幸運にも10代で読んだことで、「夏への扉」は僕にとって「忘れ得ぬ一冊」になっています。
でも50歳前に本書を読むと…。
そういうことってありますね。(本書は86年の作品ですから僕が10代で読む可能性はなかったわけですが。元になってる中編ならありえたかもしれませんが)


本書を僕はAmazonのセール(またもやw)で知り、Kindleで購入・読了しました。
あえて言えば、本書は「書籍」の形で手にするべきだったかもしれません。
そうすれば数年後に、息子や娘が僕の本棚に本書を見つけ、手に取り、「忘れ得ぬ出会い」を…。
ま、でも「読む本」ってのは自分で探すべきものでもありますかねw。
もし子供達が、
「何か面白い本ない?」
と中学生になったくらいに聞いてくることがあったら、「夏への扉」と一緒にオススメするかもしれません。


そんなこと聞いてきやしないでしょうけどw。