鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

字幕版をオススメします:映画評「LIFE!」

ダニー・ケイ主演の「虹を掴む男」のリメイク版。
・・・のはずですが、「空想勝ちの男が、実生活で冒険に踏み込み、充実した人生を・・・」という枠組み「ダケ」を活かした作品ではないかと。
オリジナルを殆ど忘れちゃってるので、正確かどうかは何とも言えませんが。
(そのオリジナルもサーバーの原作とは大分違ってた記憶があります)




「LIFE!」


まあでもイイ映画ですよ。
何かもうちょっと「妄想」をタップリ盛り込んで欲しかった気もするし、
「やっぱりリアルライフが一番!」
ってオチはどうかとも思いますが(「空想」や「想像力」にもイイトコあるんじゃないかと)、全体としては気持ちよく見れます。
おふざけを抑制したベン・ステイラーの作品は、僕は結構好きなんですよ。


ただ吹替えはどうも・・・。
岡村隆史氏(ナインティナイン)が声を当ててるんですが、「上手い/下手」以前に(下手なんですけどね)、「大阪弁」がはまりませんでした。
もしかしたらベン・ステイラーの持ち味には岡村氏はそれほど外れてないのかもしれませんが、この作品の中では違和感満載でしたね。
僕は決して「声優至上主義」ではないので、ジブリの俳優使いなんかも悪くないと思ってるんですが、これはどうも・・・。
訳のわかんないアイドルを使うよりは、「意図」を感じなくもないのですが、残念ながら「ハズレ」です。
作品が良作だけに、ここは「勇気ある撤退」をして欲しかったですね。


という訳で、「字幕版」がオススメ。
小4と小2の息子たちもケタケタ笑ってたから、惜しいんですが。