鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「ウェアラブルは何を変えるのか?」

・ウェアラブルは何を変えるのか?
著者:佐々木俊尚
出版:Kindle



春頃に出版される作品の前半部分をKindleで出版した作品だそうです。
Amazonのプレミアム会員ならKindle端末で購入すると無料・・・と言うことでDLしました。
いわゆる「フリー戦略」?
まあ面白い取り組みでしょうね。


GoogleGlassやiWatch等、スマホの次にウェアラブル端末が出てくるのは間違いないでしょう。
個人的にもちょっと楽しみにしているとことがあります。
でも、それで一体何が?
興味はそこです。



作者は「ウェアラブル」のポイントを単に「持ち運びが簡単な、身につけるガジェット」に止めません。
一言で言えば、
「モノのデジタル化」
身体や商品や物に付随する端末を取り付け、その「モノ」からの情報をデジタル化することで、モノ世界とデジタル世界の融合を目指す・・・そんなことを視野に入れています。


「なるほどなぁ」


って感じでしょうか。
確かに今のフィットネス端末なんかはそういう定義が出来るでしょうね。
その延長線上に自動運転のEV車なんかも考えられるように思います。(個人的には自動運転には懐疑的ですが、自動車をデジタル端末として再定義することは可能でしょう)
そこにスマホも含めたデジタルとモノの新しい世界観が構築されるって言うのは、肯定的な意味で「未来的」なイメージが広がります。
「面白いな」
と思いましたよ。
こういうのって、前向きに捉えないと、新しいことは何も出来ませんからね。



もっともその実例としては「フィットネス」関連、その延長線としての「健康関連」くらいしか具体的に思い浮かばないところが、個人的な想像力の限界w。
でも今のスピード感を考えたら、こっちの「想像力」の広がりを越えるスピードで現実が変わって行くのかもしれません。
そこに置いて行かれないようにしたいな・・・というのが感想です。
こういうのは楽しみたいですからw。



さて後半部分が書籍化されたら購入するか?
多分買うでしょう。
勿論、電子書籍で、ですが。