鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「医者に殺されない47の心得」

・医者に殺されない47の心得  医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者:近藤誠
出版:アスコム(Kindle版)



何かは忘れたけど、ナンカの本で紹介されてたのを覚えてて、Kindleで発売されてるのを見かけて購入。
「色々な意見はあるようだけど、未だに慶応の大学病院にいるところをみると、一定の評価はされているんだろう」
みたいなことが書いてあったような覚えがあるんだけど、確かにそういう留保はつけたくなる作品だね。
読む側のリテラシーが問われるのは間違いない。



個人的には「ガン」に関連する記述に関しては同意できるところが多いという印象。
「薬」の副作用について警告を鳴らしている部分も納得感があるかな。
それ以外の部分は「まあ、そういう見方も・・・」って感じだね。
コーヒーの効用を書いた部分があるけど、つい先日、ネットでは「一日4杯以上コーヒーを飲む人は短命」みたいな記事も読んだしw。
別に「医療」に限ったことじゃないけど、流布される「説」を鵜呑みにしない姿勢ってのは重要だろう。
その案配が難しいってのも確かだけど・・・。



個人的には、
「今飲んでる薬をどう評価すべきか?」
が気になったかな。
痛風の薬に、高血圧&コレステロール。
3つだから、作者に言わせれば「多すぎ」ってことだろう。
まあ痛風の方は発作も経験してるから当面は仕方ないとして、検討すべきは高血圧&コレステロール。
でも数値的には危険値に入ってるのは間違いないし・・・。



と言うことで、僕自身の現状評価は、
「現在減量中で、効果も出てるので、次の健康診断の結果をみて、数値が低下してるようなら、コレステロールの薬については相談してみよ」
って感じです。
やや日和見だけどw。

(冷静な現時点の判断では、「ガン」になっちゃったら、本書のススメ通り「放置」を選ぶかな?
ま、これもそのときの状況によるだろうけどね。
ただこういう選択肢があるということ。これを知ってるってのは、それはそれで大切なことだと思うんだけど、如何でしょう?)