鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「伝え方が9割」

・伝え方が9割
著者:佐々木圭一
出版:ダイヤモンド社(Kindle版)



Amazonは定期的にセールをやっていて、今はデイリーでのセールス商品の展開もやっている。毎日その案内がメールでくるように設定してるんだけどコレがナカナカ曲者で、ついつい購入しちゃうんだよね。
「ちょっと興味はあるんだけど、買うのはどうも・・・」
くらいの作品がセールスになってると、ついポチッとしちゃうことがある。
本作もそのパターン。
たしか600円くらいだったかなぁ。
1000円を超える値段だとどうも・・・と思ってたんで、「これくらいなら」と、つい購入してしまいました。(本は1400円くらい。Kindleではセールス後は700円台になってるみたいだけど)
まあ興味があったのは事実なんだから別にいいんだけど、何だかAmazonに上手いようにやられてるような気もするねw。



内容は「まあまあ」かな。
作者自身がコメントしてる通り、
「これは斬新!」
ってな手法は紹介されていない。言われてみれば、「あ、そういう風にやってるな」ってこともある。
ただそれを「言語化」し、「整理・体系化」したところに本書の価値はある。
いわゆる「再現性」ですな。
そういう意味では評価に値すると思うよ。



相手の思考パターンやルートに沿った「お願い」をする。
そのための7つの切り口(「相手の好きなこと」「嫌いなこと回避」「選択の自由」「認められたい欲」「あなた限定」「チームワーク化」「感謝」



「強いコトバ」を作るための5つの技術(「サプライズ法」「ギャップ法」「赤裸々法」「リピート法」「クライマックス法」)



このほかにも「長文の作り方」や「メール作成上の注意」なんかが紹介されている。
ホント、「斬新」なものはないんだけどねw。でもこういう風に整理することの意義はあると思う。僕自身の気づきになることも幾つかありました。



とは言え、「600円」くらいで購入するのが丁度いいかとも思うけどねw。
まあ20代くらいの人にとっては「気づき」だけじゃなくて、「新しい技術」として取得できるものもあるかもしれないか。そういう意味では「若い人向け」の作品かも。もともとそういう想定かなw。



Amazonのセールで僕が購入するのは10冊のうち1冊くらいだけど、それはそれで有り難いし、「出会い」にもなる。
面白い取り組みだと思うよ。
財布には優しくないけどサw。