鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

思いもよらぬ「拾いもの」:映画評「河童のクゥと夏休み」

妻が美容院に行っている間の留守番中に子供達と視聴。
特に「コレが見たい」と思ってた訳じゃなくて、「何かないかなー」とHuluのメニューを眺めている中で、ふと目に留めて選んだんですよね。
それが思わぬ「拾いもの」で・・・。
いやはや、ラッキーでしたw。




「河童のクゥと夏休み」



あとから調べてみると、監督は「クレヨンしんちゃん」の劇場版で名を挙げた人ですね。
「結構、いいらしいよ」
とは聞いてはいますが、まだ一度も観たことないんですけど。
でもソレを聞くと、ちょっとトボケた感じのある「社会風刺」の表現なんかは、確かに通じるものがあるかもしれません。
家族の一体感なんかも、近い感じかな。
いじめ、環境問題、メディアスクラム、虐待・・・なんて、重いものを扱いながら、どこか救いになってるのはこの「家族の結束」かもしれないなぁ。
それが作品としての「弱さ」になってるとも言えますがね。
でも相当レベルの高い作品なのは確かだと思います。



一番の感動ポイントは、勿論「おっさん」。
だからラストの「もう一人」の「おっさん」が嬉しかった。
そこら辺は子供達にも通じたようです。
「夏休み」、子供達と一緒に見るには、偶然ながらもイイ選択でしたね。