鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「走ることについて語るときに僕の語ること」(再読)

・走ることについて語るときに僕の語ること
著者:村上春樹
出版:文藝春秋



多分、読むのは3回目。
前2回と違うのは、「僕も走るようになった」ってことかな?
ジョギング(しかもスロージョギング)だし、まだ2週間くらいしか走ってないんだけどねw。



まあでも改めて読むと、村上春樹のランナーとしての「本気度」はスゴイねw。
スロージョギング始めたばかりの僕が、どーのこーの言うレベルじゃないわ。
僕自身は今現在、レースなんかに取り組もうって気はサラサラないんだけど(先のことは分からない。ま、そんなこと言ったら、走るのやめちゃう可能性の方が高い)、村上春樹にとっては単に「走る」だけじゃなくて、「レースする」ってことにも重きがあるように見える。
「レース」を念頭においた日常の訓練の積み上げ…これが「村上春樹」という人間/小説家の形成に大きく関わっている…ってのが本書のテーマなんだよね。
ダイエットするためにヨタヨタ走り出したばかりの僕が自分を重ね合わせるなんて、恐れ多いことですw。



まあでも本書を読むと、走ってみたくなるってのはあるんだよね。
で、走り出したばかりの今の僕にとっては、そう言うモチベーションアップのキッカケってのは有難い。
今言えるのはその程度です。



一年くらい走るのが継続できたら、また読んでみようかなw。