鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「育てる技術」

・相性不問、熱血不要 育てる技術
著者:石田淳
出版:日経BP社(Kinoppy版)



同期に薦められて購入。
・・・なんだけど、考えてみたら石田淳氏の作品って、一時期読んだことがあるんだよね。(「短時間で組織が変わる 行動科学マネジメント」とか)。
5年くらい前で、同じ組織にナカナカ課題の多い若手社員がいて、そのサポートに悩んで・・・ってタイミングだった。
当時、スゴく参考になったのを、今回改めて思い出した。(それで指導が上手く出来たかどうかは別に話)
すっかり忘れてたんだから、情けない話だけどね。



「行動」という点にフォーカスして、具体的(計測でき、観測でき、信頼でき、明確化できる)な「行動」をマネジメントすることで、精神論や根性論を排した支援・指導をするという「行動科学マネジメント」の考え方って言うのは、やっぱり納得感がある。
「行動」を「継続」させるための「仕組み」・・・ってのも、確かに重要なんだよねぇ。(すっかり忘れてた僕は「継続」できてなかったようだけど)
一方で、キーとなる「ピンポイント行動」を見つけるのが難しいんだよなぁ・・・ってのも、前に読んだ時と同じ感想ではありますがw。



現在の所属する部署は、前回読んだ時とは性格の違うところが多くて、それだけにマネジメントの課題も同じじゃない。
でも「行動にフォーカスする」ってことに注視することが課題のクリアのために役に立つってのは、もしかしたら今の方がフィットする視点かもしれない。ま、僕も年を取って、だいぶメンバーとの世代格差も広がってるしw。



前に読んだ本は、もう手元を離れちゃってるけど、「行動科学マネジメント」をもう一度勉強するのもいいかもしれない。
今、そう思ってます。