鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

前作に比べると、緊迫感が・・・:映画評「96時間リベンジ」

妻に逃げられ、娘にも鬱陶しがられるオヤジが、実は手練の元スパイで、人身売買組織に誘拐された娘の救出に大暴走・・・。
ってのが、前作。
本作では、前作で主人公にぶっ殺された男の父親が復讐のために主人公と元・妻を誘拐します。(つまり「リベンジ」を仕掛けるのは悪人の方)




「96時間リベンジ」



二作目ですからねぇ。
どうしても一作目ほどの緊迫感には欠けます。
一作目のキモは、
「ダメオヤジだと思ってたのが、実はバリバリのプロフェッショナルで、その能力をフルに使って暴走するのに、見くびってた相手が翻弄される」
って構図だったんですが、もうコッチは主人公のプロフェッショナルぶりも、暴走した時の無敵ぶりも知ってますからね。
その上、前作で娘と元・妻からの評価も上がってるんで、(問題は多々ありではあるけど)「ダメオヤジ」ですらなくなっている・・・。
まあ娘はいいとして、元・妻との関係はもうちょい捻って欲しかったです。



面白いか面白くないか・・・っていう意味では「面白かった」ですけどね。
尺を前作同様、90分ほどに収めてるのも大正解。
でも前作の出来が良すぎましたね。
頑張ってるけど、残念・・・ってとこかな?