鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

お腹いっぱいです・・・:映画評「ザ・レイド」

題名の意味が「強襲」。
全くそのままの映画です。
一部、人間模様やら、明らかになる裏切りやら、黒幕の正体やらって展開もあるんですが、まあどうでもイイっちゃぁ、どうでもいいw。
あくまでも襲撃してからのドンパチやら、格闘やらがメインの映画です。

「ザ・レイド」



アクションは結構工夫をされてて、「アジョシ」が見せてくれた斬新なナイフアクションを塗り替えるようなトコロもあります。
「何で、こいつはこんなに強いねん」とか、
「前半のドンパチは何だったの?」
とか思わなくもないんですが、そういうのは言うだけヤボってもんですかね。
とにかくこの戦いの連鎖が見モノなんですから。



ただまあ、正直後半は食傷気味なっちゃいました。
なんせもう、次から次ですから。
だからラスト近くなって、ボスのところに行き着いた時は、
「ん?アッサリし過ぎじゃ?」
という思いも過ぎったものの、
「いや、まあ、これくらいで」
と、目を瞑ったくらいですw。



アクションのレベルは高いし、映画としての工夫もされています。
なかなかない水準の映画と言ってもイイでしょう。
でも「ストーリー性」とか「テーマ」映画に求める人には向かないと思いますね、コレは。
「格闘技好き」なら美味しいかなぁ。