転勤以降、読書量がガタッと減っちゃってる。。
一番の理由は通勤時間が減ったことだけど、加えていろいろ忙しくて読書時間がユックリ取れない(物理的にも精神的にも)というのも勿論あるね。
と言うわけで、金沢赴任前から読み始めた本書を読了するのに、結構な時間が掛かっちゃいました。
とはいえ、本書のほうにも問題があったと思う。
前半は何やら専門用語やら隠語が多くて、読み進めるのに何となく苦労したんだよね。
プロフェッショナルな世界観を構築するという点で重要な手順だったってのもわかるんだけど、もうちょっと上手くやって欲しかったなぁ。
映画化もされたくらいだから、テレビドラマのほうも相当に人気があったようだけど、素材的にはこういうところはテレビの方が向いてるかもしれない。
もちろん演出や脚本、キャストっていうのも重要だけどね。
(先に本書を読んだ妻は、「渡部篤郎は若すぎるけどなぁ」と言ってたけど。
僕は割とスンナリ)
終盤に入ってからは物語の展開の速さもあって、一気に読み上げることができた。
逆に言うとこっちに入ってからはもうちょっと書き込んで欲しかった気分も。
読者の勝手な言い草ではあるがw。
まぁ、それなりの面白さではありました。
映画を見に行ったり来たり、続編を単行本で読む気になるほどじゃないけどね。