鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

金沢往復の間に観ました:映画評「ドラゴン・タトゥーの女」

この長い物語をどうまとめるのかなーと思ってたんですが、かなり上手くやってたんじゃないですか?

「ドラゴン・タトゥーの女」



キーになる女性の一人の設定を変更してましたが、本論じゃないから、これは許容範囲。
島でのロマンスがバッサリで、個人的にはちょっと寂しかったけど(あの女性、何か好きなんですよねー)構成上はむしろ正解でしょう。
処女作だけに構成が整理されてないところが原作にはあって、それを映画で補正したって感じもあるかもしれません。



まあ原作を読んでないとラストの下りはチョット分かりにくいかもしれませんけどねー。
ここはもう一工夫しても良かったんじゃないかなと思いました。
原作読んでると全く問題ないんですけど。



そしてフィンチャーは相変わらずフィンチャーw。
いい題材を見つけたとも言えるんでしょうが。
北欧を舞台にスタイリッシュでフェティッシュな世界を作り上げていると思いました。
お子ちゃまにはとても見せれませんw。



続編も制作するんですよね。
ストーリー的には2・3を一気に作るのかな?
原作の出来は「1」が一番下なので、これは期待大。
次は子供たちには内緒で映画館で観たいと思います。