鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

面白くなりそうな設定なんだけれども…:映画評「カウボーイ&エイリアン」

地球に宇宙人が来るとしたら、それは現在だけじゃなく過去にもあったかもしれない。
例えばカウボーイ時代のアメリカにも… 。

カウボーイ&エイリアン



なかなか面白い設定だと思います。
しかも主人公がダニエル・クレイグとハリソン・フォード。
みたくなるキャスティングじゃないですか。
でも結果としてこれじゃ…。
確かこけたはずだけど、「さもありなん」って感じです。



まぁ脚本の問題ですね。
なんか整理されてないんだよなぁ。
主人公それぞれドラマがあるというのはいいんだけど、そのドラマそれぞれが中途半端に処理されてしまっていて結局カタルシスにつながらない。
伏線の張り方も中途半端で、少なくとも少年とハリソン・フォードのエピソードはもう少し何とかすべきだったでしょう。
原作はどうなってるのか知らないけど、どちらかのエピソードを大胆に削るくらいのことをしたほうが良かったと思います。



こういう映画の場合、退屈しのぎになればそれだけで僕は一定の評価をしたいと思っていますが、その水準にまで至ってなかったいうのが正直なところです。
なんか時間の無駄をした気分。



といっても、iPhoneで電車の中で見ただけなんですけどねw。