鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録

主人公が一番イケてないw:読書録「IQ2」

・IQ2 著者:ジョー・イデ 訳:熊谷千寿 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 日系アメリカ人が描く黒人社会を舞台にしたハードボイルド。 第1作目は新鮮でした。 <読書録:IQ> http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/07/13/212740 前作も複数の事件が時系…

「やさしさ」が心地よい:マンガ評「町田くんの世界」

子供たちが見つけてきて、「面白い」と言ってる作品。 映画にもなってますね。 町田くんの世界(全7巻) 主人公の「町田くん」は勉強も運動も出来ない「冴えない男子」。(自己認識) しかし「他人」を「家族」のように思い、受け入れ、接することから、誰から…

もっと面白くなると思いたい:読書録「amazon『帝国』との共存」

・amazon「帝国」との共存 著者:ナタリー・バーグ/ミヤ・ナイツ 監訳:成毛眞 出版:フォレスト出版 Amazonをテーマにした作品ですが、 「Amazon万歳!」「Amazonすげぇ~」 ってのではなくて、 「Amazonが小売業にもたらしたものは何か?」「それを踏まえ…

街角で僕の隣に…:マンガ評「ポーの一族 ユニコーン」

再開された「ポーの一族」第2作。 本シリーズで「エディス」後が描かれるのは連載の「チラ読み」で分かってたので、「さて、どんな風につながるのか…」と開いたら、 なんと「2016年」! ユニコーン ストーリーは58年、75年、63年と、あっちゃこっちゃに飛ぶ…

85と70のジジイの話を54のオッサンが楽しむ:読書録「フリースタイル42」

なんかのブログを読んでて、こんなインタビューが出てるのを知ったんですよね。 筒井康隆インタビュー interviewed by 矢作俊彦 4月に発売された雑誌なんで少し前の記事ですが、Amazonで入手出来たので読んでみました。 <筒井氏からの提案で今回は特にテー…

酒との付き合いはねぇ…:読書録「人生で大切なことは泥酔に学んだ」

・人生で大切なことは泥酔に学んだ 著者:栗下直也 出版:左右社 日本の古今の著名人の「泥酔ぶり」を列挙した作品。 「ここまで酒に溺れても、何かを成し遂げることはできる」 と心強く思うべきか、 「あの偉人にして、この醜態…」 と呆れるべきか。 まあ、…

情報のアップデートは重要:読書録「フェイクウェブ」

・フェイクウェブ 著者:高野聖玄、セキュリティ軍団スプラウト 出版:文春新書 本書で紹介されてるような「手口」についてはある程度は知識があるし、 「(こういうのなら)まあ、自分が引っかかる可能性は低いかな」 ってのはあります。 が、自分が注意し…

考えさせられる。…でも読後感はスゴくイイ:読書録「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 著者:ブレイディみかこ 出版:新潮社 イギリスの労働者階級の中で生活している作者が、中学生になった自分の息子の学校生活や友人関係を通して、格差社会が広がっていくイギリスの「今」を切り取って見せてく…

洗練はされてないけど、勢いはあった:読書録「町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編」

・町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編 著者:町山智浩・春日太一 出版:河出新書 マニアックに、でも面白く映画を語る二人の対談。 本作では往年期の「時代劇」を取り上げています。 ピックアップされたのは以下。 七人の侍 宮本武蔵・五部作(内田…

カリフォルニア州弁護士に頑張っていただきたい:読書録「歴史戦と思想戦」

・歴史戦と思想戦 歴史問題の読み解き方 著者:山崎雅弘 出版:集英社新書 戦前に軍部が中心となって展開した「思想戦」と、近年、産経新聞を中心に展開している「歴史戦」を比較しながら、そこに見える「類似の構造」を指摘した作品。 「歴史戦」に関して言…

「グローバル」を()に入れて読むといいw:読書録「世界基準の子どもの教養」

・「全米最優秀女子高生」の娘が母親から教わった世界基準の子どもの教養 著者:ボーグ重子 出版:ポプラ社 妻と娘が買い物中の時間潰しに入った書店で目について購入。 まあ、「どうよ?」って感じもあるんですが、「読んだらメルカリ」と思うと、心理的ハ…

コレが「何万部」も売れるってのはないね:読書録「ヒッキーヒッキーシェイク」

・ヒッキーヒッキーシェイク 著者:津原泰水 出版:ハヤカワ文庫 見城徹氏との「バトル」で有名になっちゃった津原泰水氏の作品(「つはらやすみ」で一発変換できるあたり…w)。 幻冬舎での文庫化が断念され、ハヤカワで…という奴です。 あるカウンセラーが…

次はEVで、自動運転…は無理のようです:読書録「CASE革命」

・CASE革命 2030年の自動車産業 著者:中西考樹 出版:日本経済新聞出版社 Spotifyでポッドキャストがスタートして、その中で伊藤洋一さんのこの番組があったんですよね。 <ラジオ・コネクティッド つながるクルマの近未来> https://open.spotify.com/epis…

「割れたのはグランド・キャニオン」だよ:読書録「ある作家の夕刻」

・ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集 著者:スコット・フィッツジェラルド 編訳:村上春樹 出版:中央公論新社 村上春樹訳によるフィッツジェラルド作品集の最新作。 晩年(と言っても44歳で亡くなってるんですが)の30年代の短編8編と、エッセイが…

二兎追うものは…w:読書録「教育激変」

・教育激変 2020年、大学入試と学習指導要綱大改革のゆくえ 著者:池上彰、佐藤優 出版:中公新書ラクレ もともと2020年の改革には興味はあったんですよね。子供たちがモロにぶつかりますから。 併せて、最近、FBで大学の「現状」に関する意見交換なんかも意…

意外にもベーシックw:読書録「世界で一番カンタンな投資とお金の話」

・生涯投資家vs生涯漫画家 世界で一番カンタンな投資とお金の話 著者:西原理恵子、村上世彰 出版:文藝春秋 …と言うわけで、「投資」の勉強本w。 東洋経済で二人が対談してて、それが面白かったんで…と、PR作戦に引っ掛かりまくりです。 正直、「面白本」と…

最大のポイントは「健康」:読書録「『定年後』の“お金の不安”をなくす」

・「定年後」の“お金の不安”をなくす 貯金がなくても安心老後をすごす方法 著者:大江英樹 出版:総合法令出版 一連の「年金騒動」を見て、もう一回、「定年後の資金事情」について知識整理しておこうと思って購入。 この作品をチョイスしたのは特に理由があ…

HALPEVAMの見せてくれる夢も悪くないかも…w:読書録「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。」

・父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。 著者:ヤニス・バルファキス 訳:関美和 出版:ダイヤモンド社 破綻寸前のギリシャで財務大臣を務め、EUの押し付ける緊縮財政に強く反対した経済学者&政治家の著作。 書かれたのは…

こういう対談、好きです:読書録「世界の辺境とハードボイルド室町時代」

・世界の辺境とハードボイルド室町時代 著者:高野秀行、清水克行 出版:集英社文庫 ノンフィクション作家(辺境作家w)・高野秀行と日本中世史専門歴史家・清水克行による対談。 ハードカバーで出版された時、話題になってたし、秀逸な題名にも心惹かれたん…

よ〜やく読みましたw:読書録「水底の女」

・水底の女 著者:レイモンド・チャンドラー 訳:村上春樹 出版:早川書房 出版は2017年12月。 発売されてすぐに購入して…1年半経って、ようやく読みましたw。 読み出したらすぐなんですけどねぇ。 これで村上春樹さんが訳したチャンドラーの長編7作を全部読…

むかし話にも意義はある:読書録「殺されても聞く」

・殺されても聞く 日本を震撼させた核心的質問30 著者:田原総一朗 出版:朝日新書(Kindle版) 85歳。 いやぁ、お元気ですなぁ。 少し前に「創価学会」に関する著作を読みましたが、「このタイミングで公明党を支える組織に関する作品を出す」と言う意欲と…

ちょっと思ってたのとは違ってたけど:読書録「超ロボット化社会」「サイボーグ時代」

・超ロボット化社会 ロボットだらけの未来を賢く生きる 著者:新山龍馬 出版:日刊工業新聞社 ・サイボーグ時代 リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生戦略 著者:吉藤オリィ 出版:きずな出版 ロボットとサイボーグ それらが活躍する「…

安倍政権に対する評価は違いますが:読書録「なぜリベラルは敗け続けるのか」

・なぜリベラルは敗け続けるのか 著者:岡田憲治 出版:集英社インターナショナル 安倍政権に対して強い危機意識と批判を持つ作者が、その危機意識や評価が何故一般に伝わらず、野党は議席を伸ばすことができないのか、について考察し、強い反省とともに、そ…

個人的には「福島」の話がノイズに:読書録「ネトウヨとパヨク」

・ネトウヨとパヨク 著者:物江潤 出版:新潮新書 元・東電社員/松下政経塾出身で、今は福島で個別学習塾を経営しながらフィールドワークなんかもしている作者が「ネトウヨとパヨク」に関して、独自のフィールドワークや経験なんかもベースにしながら考察し…

幻冬舎の本ですがw:読書録「育休刑事」

・育休刑事 著者:似鳥鶏 出版:幻冬舎 妻が新聞の広告で見かけた作品。 この作者のシリーズ(市立高校シリーズ)を息子が読んでたのでってがあってですがね。 僕もちょうど軽いのが読みたかったし、妻も息子も読むなら、モトwも取れるかな…と思って購入しま…

「働き方」としては「外れ値」だと思います:読書録「クレイジーで行こう!」

・クレイジーで行こう! グーグルとスタンフォードが認めた男、「水道管」に挑む 著者:加藤崇 出版:日経BP社 どっかで作者のインタビュー記事を読んで、 「面白そうやな」 と思って購入。 東大初のベンチャー企業「シャフト」をGoogleに売却して有名になっ…

<追記>極私的ジブリ作品ランキング

「天才の思考」を読んでの「ジブリ」作品のランキング。 「風立ちぬ」を観た後に「宮崎作品」のランキングを作ってみましたが、こっちはまあ今も「そんな感じ」です。 http://aso4045.hatenablog.com/entry/20130721/1374404888 ここに他のジブリ作品を加え…

「神話」にしないために:読書録「天才の思考」

・天才の思考 高畑勲と宮崎駿 著者:鈴木敏夫 出版:文春新書 文春文庫で「ジブリの教科書」ってのが出版されてて、そこに鈴木さんの文章が出てるのは知っていました。 「面白そうやな〜」 とは思ってたんですが、ジブリ作品ごとに一冊(20冊出てるのかな?…

「ありがち」ですが:読書録「パリ警視庁迷宮捜査班」

・パリ警視庁迷宮捜査班 著者:ソフィー・エナフ 訳:山本知子・川口明百美 出版:ハヤカワミステリ(Kindle版) 問題児ばかりの警察官を集めて捜査班を作り、「迷宮事件」捜査をあてがって厄介払いしたつもりが、意外にも… ってのは、最近では「ありがち」な…

題名に偽りあり?:読書録「アダム・スミスはブレグジットを支持するか?」

・アダム・スミスはブレグジットを支持するか? 12人の偉大な経済学者と考える現代の課題 著者:リンダ・ユー 訳:久保恵美子 出版:早川書房 現代の経済的難問に、過去の偉大な経済学者たちはどう答えるか? まあ、そう言う本です。 「経済学」ってのは<人…