鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録

竹本IT担当相に是非読んで欲しいw:読書録「テクノロジー思考」

・テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」 著者:蛯原健 出版:ダイヤモンド社 いや、本当に読むべきは小泉進次郎氏かな? 「ポリテック」に賛同しながら、結局大きな思想につなげずにいる(本書に沿っていえば、「具体」ばかりを追っか…

「ハッピーエンドじゃない」と歴史は語っているけど…:読書録「サムライ・ノングラータ」

・サムライ・ノングラータ Ⅰ・Ⅱ 著者:矢作俊彦、司城志朗 出版:SB文庫(Kindle版) 先日、ホノルルに行った時、最高裁判所の展示を見て、何となく嫌な感じがしたんですよね。 「西洋の法制度をハワイの原住民にもたらした。凄いやろ〜!」 みたいな雰囲気…

<真実>かどうかはともかく:読書録「『家族の幸せ』の経済学」

・「家族の幸せ」の経済学 データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実 著者:山口慎太郎 出版:光文社新書 僕の基本的なスタンスは、 「<社会>や<人間>を対象にした調査・統計は鵜呑みにしない」 ってのがあります。 「母集団」の取り方にバイアスが…

読み物としては面白い。自己啓発本としては「?」:読書録「サードドア」

・サードドア 精神的資産のふやし方 著者:アレックス・バナヤン 訳:大田黒泰之 出版:東洋経済新報社 最近評判の一冊。 小泉進次郎氏のFacebookにも、来日した作者との面談動画がアップされてましたね(だからどうってこともないですがw)。 「まあ、評判…

はてなブログと併用で使おうかな、と。:読書録「noteではじめる新しいアウトプットの教室」

・noteではじめる新しいアウトプットの教室 楽しく続けるクリエイター生活 著者:コグレマサト[ネタフル]、まつゆう* 出版:インプレス ブログ自体は多分もう「10年選手」。 基本的に「自分への覚え」+αなんで、全然アクセスは稼いでませんがw。 で、ツー…

どこまで<人間>を信じれるか:読書録「無人の兵団」

・無人の兵団 AI、ロボット、自律型兵器と未来の戦争 著者:ポール・シャーレ 訳:伏見威蕃 出版:早川書房 ビルゲイツが「2018年トップ5」に選出した作品。 米レインジャー部隊出身の軍事アナリストが、自律型兵器を軸に、AIの導入も視野に入れながら、最新…

ここ10年で最も不愉快な読書だったかも:読書録「スクールセクハラ」

・スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか 著者:池谷孝司 出版:幻冬舎文庫 「まちの本屋」で、さわや書店フェザン店長・松本大介さんが退職前に仕掛けた最後の本として紹介されてた作品。 帯に松本さんの強い問題意識と意欲が表れてい…

子供にはオススメ出来ませんw:漫画評「今宵は誰と」

・今宵は誰と 小説の中の女たち 著者:喜国雅彦 出版:双葉社(Kindle版) 喜国雅彦の書評マンガ。 朝日新聞の書評欄で取り上げられていました。 「こう言うオススメ本なら子供たちも読めるか」 …いやいや、全然オススメ出来るような内容じゃありませでしたw…

「テロ」をどう評価するかというのは難しい:読書録「女たちのテロル」

・女たちのテロル 著者:ブレイディみかこ 出版:岩波書店 パンクな社会主義者(w)・ブレイディみかこさんが、ほぼ100年ほど前に社会に対峙して苦闘した3人の女性の「伝記」を描いた作品。 取り上げられるのが、この3人。 ・金子文子(大逆事件の<首謀者>…

BGMはPopVirus:「星野源 ふたりきりで話そう」

前のムックも良かったですけどね。 <音楽の話をしよう> http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/07/29/103921 今回はスタッフも入れずにふたりきりで。 写真も自撮りとのこと。 距離感がまた縮まった雰囲気で、いい感じです読むことができます。 MIKIKO、…

ほとんど諦めの境地:読書録「上級国民/下級国民」

・上級国民/下級国民 著者:橘玲 出版:小学館新書 「言ってはいけない」「不都合な真実」の橘玲氏が、日本/世界における<分断><格差>について解説した作品。 う〜ん、それほど驚くことはないかなぁ。 「そうだよねぇ」って感じでしたw。 ・<団塊の世代…

ここまでやっても、「敗北」:読書録「まちの本屋」

・まちの本屋 知を編み、血を継ぎ、地を耕す 著者:田口幹人 出版:ポプラ文庫 ネット記事で、退職後の田口さん(現在は取次会社に勤務)の記事を読み、 「ああ、転職したんだ〜」 と意外な思いを覚えたところ、店頭で見かけたので購入。 単行本はまだ「書店…

なぜコレをハワイでw:マンガ評「ぷらせぼくらぶ 」

・ぷらせぼくらぶ 著者:奥田亜紀子 出版:小学館(Kindle版) この作家の新刊(「心臓」)をいしかわじゅんが批評してるのを読んで、そこで褒められた前作である本書を購入。 内容は、いろんな人が評してますが、スゴイです。 中学生の断層を、絶望というほど…

黒澤と三船の決別の理由:読書録「町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編」

・町山智浩・春日太一の日本映画講義 戦争・パニック映画編 著者:町山智浩、春日太一 出版:河出新書 「時代劇編」に続く日本映画紹介対談。 <「時代劇編」読書録> http://aso4045.hatenablog.com/entry/2019/06/27/195233 取り上げられてるのは、 ・人間…

「大阪人もどき」ですが、オモロかったです:読書録「仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう」

・仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう 著者:仲野徹 出版:ミシマ社 僕は大阪人じゃない。 4歳から10歳まで「尼崎」で過ごしたので、ベシャリの基本は大阪弁「っぽい」けど(アマやけどねw)、生まれは松山やし、一番過ごした期間が長いのは東京。 大学時…

今後5〜10年のビジネスを考える上で、コレは「必読本」かも:読書録「アフターデジタル」

・アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る 著者:藤井保文、小原和啓 出版:日経BP社 現在、「中国」で起きているビジネス変化を具体的な事例で紹介しつつ、その基本的な概念を解説し、日本における今後のビジネスのあり方をサジェストした作品。 …

博覧強記か、牽強付会かw:読書録「悩む人」

・悩む人 人生相談のフィロソフィー 著者:高橋秀実 出版:文藝春秋 小林秀雄賞も受賞したノンフィクションライターの作品。 どっかのブログ記事で紹介されてて、読んでみる気になりました。 この作者の作品、僕が読んでるのは「男は邪魔!」だけなんですけ…

ディックはレプリカントは認めんかったらしい:読書録「ブレードランナー証言録」

・ブレードランナー証言録 話者:ハンプトン・ファンチャー、マイケル・グリーン、渡辺信一郎、ポール・M・サモン 編・訳:大野和基 出版:インターナショナル新書 少し前に買って積ん読になってたのを、ルドガー・ハウアーの逝去を知って、取り出して読みま…

おおたさんはどこへ向かうのか?:読書録「教育虐待」

・ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち 著者:おおたとしまさ 出版:ディスカヴァー携書 我が家の子供たちも「中学受験」をしたので、その際の情報収集として「おおたとしまさ」さんの諸作品にはお世話になりました。 私立一貫校や、男子校・女子校…

昔より奥深く楽しめたように思います:読書録「火星年代記」

・火星年代記〔新版〕 著者:レイ・ブラッドベリ 訳:小笠原豊樹 出版:ハヤカワ文庫 中3の息子の夏休みの宿題(英語の長文)に本作が選ばれていたので、久しぶりに読んでみる気になりました。ま、僕は「翻訳で」ですがw。 (宿題はこの連作短編の中から3編…

主人公が一番イケてないw:読書録「IQ2」

・IQ2 著者:ジョー・イデ 訳:熊谷千寿 出版:ハヤカワ文庫(Kindle版) 日系アメリカ人が描く黒人社会を舞台にしたハードボイルド。 第1作目は新鮮でした。 <読書録:IQ> http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/07/13/212740 前作も複数の事件が時系…

「やさしさ」が心地よい:マンガ評「町田くんの世界」

子供たちが見つけてきて、「面白い」と言ってる作品。 映画にもなってますね。 町田くんの世界(全7巻) 主人公の「町田くん」は勉強も運動も出来ない「冴えない男子」。(自己認識) しかし「他人」を「家族」のように思い、受け入れ、接することから、誰から…

もっと面白くなると思いたい:読書録「amazon『帝国』との共存」

・amazon「帝国」との共存 著者:ナタリー・バーグ/ミヤ・ナイツ 監訳:成毛眞 出版:フォレスト出版 Amazonをテーマにした作品ですが、 「Amazon万歳!」「Amazonすげぇ~」 ってのではなくて、 「Amazonが小売業にもたらしたものは何か?」「それを踏まえ…

街角で僕の隣に…:マンガ評「ポーの一族 ユニコーン」

再開された「ポーの一族」第2作。 本シリーズで「エディス」後が描かれるのは連載の「チラ読み」で分かってたので、「さて、どんな風につながるのか…」と開いたら、 なんと「2016年」! ユニコーン ストーリーは58年、75年、63年と、あっちゃこっちゃに飛ぶ…

85と70のジジイの話を54のオッサンが楽しむ:読書録「フリースタイル42」

なんかのブログを読んでて、こんなインタビューが出てるのを知ったんですよね。 筒井康隆インタビュー interviewed by 矢作俊彦 4月に発売された雑誌なんで少し前の記事ですが、Amazonで入手出来たので読んでみました。 <筒井氏からの提案で今回は特にテー…

酒との付き合いはねぇ…:読書録「人生で大切なことは泥酔に学んだ」

・人生で大切なことは泥酔に学んだ 著者:栗下直也 出版:左右社 日本の古今の著名人の「泥酔ぶり」を列挙した作品。 「ここまで酒に溺れても、何かを成し遂げることはできる」 と心強く思うべきか、 「あの偉人にして、この醜態…」 と呆れるべきか。 まあ、…

情報のアップデートは重要:読書録「フェイクウェブ」

・フェイクウェブ 著者:高野聖玄、セキュリティ軍団スプラウト 出版:文春新書 本書で紹介されてるような「手口」についてはある程度は知識があるし、 「(こういうのなら)まあ、自分が引っかかる可能性は低いかな」 ってのはあります。 が、自分が注意し…

考えさせられる。…でも読後感はスゴくイイ:読書録「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」

・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 著者:ブレイディみかこ 出版:新潮社 イギリスの労働者階級の中で生活している作者が、中学生になった自分の息子の学校生活や友人関係を通して、格差社会が広がっていくイギリスの「今」を切り取って見せてく…

洗練はされてないけど、勢いはあった:読書録「町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編」

・町山智浩・春日太一の日本映画講義 時代劇編 著者:町山智浩・春日太一 出版:河出新書 マニアックに、でも面白く映画を語る二人の対談。 本作では往年期の「時代劇」を取り上げています。 ピックアップされたのは以下。 七人の侍 宮本武蔵・五部作(内田…

カリフォルニア州弁護士に頑張っていただきたい:読書録「歴史戦と思想戦」

・歴史戦と思想戦 歴史問題の読み解き方 著者:山崎雅弘 出版:集英社新書 戦前に軍部が中心となって展開した「思想戦」と、近年、産経新聞を中心に展開している「歴史戦」を比較しながら、そこに見える「類似の構造」を指摘した作品。 「歴史戦」に関して言…