鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

映画・テレビ

この時期に作られたことには意味がある:映画評「Fukushima50」

冒頭、いきなり「2011年3月11日 午後2時46分」のテロップ。 前置きなしで、東日本大震災が襲ってきます。 ここから福島原発を襲う津波、全電源喪失…と、次々に訪れる苦難、そこへ取り組む作業員たちの苦闘、官邸・本店との軋轢…と、スピードと緊張感のある展…

うわ〜、無茶苦茶オモロいやんか:映画評「シカゴ7裁判」

まあ、「法廷もの」って結構な確率で面白いんですけどね。 しかしその点を加味しても、これはかなり面白かったです。 2時間10分。 全然、退屈しませんでした。 観る前は、正直「お勉強モード」もあったんです。 ドキュメンタリーじゃないんで、「私はあなた…

決めつけてるのは自分…と言うお話:映画評「アイ・フィール・プリティ!」

他人は外見で人間を判断する。 だから自分はイキイキと生きていくことができない。 …そう決めつけて、生き方を制約してるのは「自分自身」なんだよ というお話。 確かジェーン・スーさんがお勧めしてたんですよね。 それでprime Videoのマイリストに入れてた…

ヘンリー・カヴィルのシャーロックはチョット「いい人」過ぎるかも:映画評「エノーラ・ホームズの事件簿」

Netflixオリジナル(というか、コロナ禍で公開ができなくなって…って流れかな)の新作。 「シャーロック・ホームズの妹」が主人公の映画です。 「推理」よりは「冒険」って感じですかね。 ま、ドイルのホームズ自体がそういう傾向の作品ですが。 個人的な期…

スターウォーズの世界を楽しめます:ドラマ評「マンダロリアン<シーズン1>」

人間、様々なエイリアン、ドロイド(ロボット)、星々の多様な環境とそれに適して進化したクリーチャーたち、多様な文化・哲学・政治・組織… そういう多彩な「スターウォーズ」の世界観を楽しみ、その中での生活を想像する…という感じだと、この「マンダロリ…

この「沼」にはハマらないようにして来たんですがね:村上RADIO第17回

先月もあったばかりなのに…。 いよいよ「本職化」して来ましたかね。 先週放送されたのを知らなくて、慌ててradikoでフォローしました。 例によって丁寧な書き起こしのHPはこちら。 https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/ クラシック。 「ジャズ」というふか…

こういう問題提議がされることが<変化>につながる:映画評「監視資本主義」

SNSやスマホが何をもたらしているか? そのことをIT産業のインサイダーたち(結構トップを務めた人も出演します)が強い懸念を持って語るNetflixオリジナルのドキュメンタリー。 IT企業に「悪意」があるわけではないけど、「広告ビジネス」を効率的に推進す…

スタイリッシュに作り込まれた美術と、王宮時代劇と、アクション:映画評「王の涙〜イ・サンの決断」

Huluにあるヒョンビン作品の流れで視聴。 ちょっと見始めたら、途中で止められなくなっちゃったんでw。 最初に惹き込まれたのは美術の素晴らしさ。 朝鮮王宮を重厚な感じに作り上げて、そこで繰り広げられる「曰くありげ」な人間模様と、王宮のしきたり的な…

プリンセスの再定義と儒教的価値観の混沌:映画「ムーラン」

最近のディズニーは、「男性の愛を掴むプリンセス」というプリンセス観を再定義して、「1人の人間としてのプリンセス」を描こうと、意識的ですが、この「ムーラン」もその流れの一つ。 最もそれが先鋭的に描かれていると言ったもいいかもしれません。 その点…

ヴィン・ディーゼルのアクションとCGは楽しめる。:映画評「ブラッドショット」

何となく頭を空にしたくって、Apple TVでレンタル。 「空っぽ」にして楽しむことは出来ましたw。 本国の公開は今年3月。 コロナの影響があるのかどうか、興行成績はパッとせずに終わっています。 もともとシリーズ化が前提だったようですが、続編が作られる…

リ・ジョンヒョクの「過去」?w:映画評「コンフィデンシャル」

「ザ・ネゴシエーション」が面白かったんで、その前にヒョンビン主演で韓国でヒットしたという本作を視聴。 ヒョンビンが演じるのは「北朝鮮の刑事」。 でもって、その上司の顔を見ると…オヤオヤ? 「愛の不時着」繋がりで、チョット笑ってしまいますw。 北…

週末はナウシカ三昧でした:新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」etc…

歌舞伎のネット配信「歌舞伎オンデマンド」がスタート。 その一発目にコチラがありましたので… まあ、ネット配信がなかったら観ることはなかったでしょうね。 そもそもチケット争奪戦に勝ち残れる気もしないし、昼夜通し(上演は7時間くらい。休憩を除いても…

リ・ジョンヒョクとユン・セリが対決!:映画評「ザ・ネゴシエーション」

「愛の不時着」のヒョンビン(リ・ジョンヒョク)とソン・イェジン(ユン・セリ)の共演と言うことで観たんですが…。(本作の方が製作は先です) 無茶苦茶面白かったです! まあ、<沼にはまる>のは「愛の不時着」の方ですがw、作品としての完成度は本作の…

ヒーロー映画…なのかな?:映画評「プロジェクト・パワー」

Netflixオリジナルは結構「アタリ/ハズレ」の振れ幅が広いんですが、さてジェイミー・フォックス、ジョセフ・ゴードン=レヴィットの本作は… 微妙w。 アクションやCGなんかは良く出来てて、楽しめるっちゃあ、楽しめるんですけどね。 ホラー出身の監督らしい…

夏っぽく、ユル〜くて良いです。:村上RADIO第16回

夏休み中、のんびりした雰囲気の中で、radikoで聴きました。 選曲、構成(リスナーの質問に答えるコーナーがちょっと充実)共に、「夏」っぽくて、いい感じ。 例によって、丁寧なセットリスト&コメントがHPにアップされてます。 https://www.tfm.co.jp/mura…

口先だけのロバート・ダウニーJr.が好きです:映画評「キスキス、バンバン」

トニー・スタークもショーロック・ホームズも、ロバート・ダウニーJrが演じるキャラは「口が達者」。 ただこの2人はベシャリだけじゃなくて、ちゃんと「実力」もあります。 でも本作の主人公は「口だけ」w。 喧嘩じゃアッサリのされるし、好きな女性とも上手…

確かに「新しい形」ですね:劇団ノーミーツ「むこうのくに」

昨晩は劇団ノーミーツの第2回公演「むこうのくに」を視聴しました。 第1回公演の「門外不出モラトリアム」の評判も聞いてたし、本作も「いいよ」との情報は入ってたんですが、 「まあ、そこまでは」 と思ってたんですけどね。 なんか感染者数が増え続けてる…

自衛権行使のシミュレーション映画:映画評「空母いぶき」

佐藤浩一が演じる首相が安倍首相を揶揄してるとか(コレは考え過ぎw)、原作の敵国(中国)が架空の国家に置き換えられてるのはヘタレとか、事前情報で「う〜ん…」な雰囲気もあってスルーしてたんですが、友人が好意的な評をFBでしてたので、観てみることに…

ゲラゲラ笑える喜劇…じゃないw:舞台「大地」

PARCO劇場でソーシャルディスタンスで上演されている、三谷幸喜・作・演出の新作「大地」。 コロナ対応もあって、観客・舞台ともにソーシャルディスタンス対応するとともに(観客は定員の半分。役者たちも距離を保っての演技になっています)、アーカイブな…

勝手に期待先行だったかな〜:映画評「初恋」

社会の底辺を彷徨う男女の若者の出会いと、 ヤクザ・中国マフィア・汚職警官のタランティーノ的ドタバタ抗争 …この両者を融合させた三池崇史監督の新作。 「面白そう!」 と思ってたんですが、観終わって、 「ちょっと思ってたのと違うかも」 ま、「ドタバタ…

ボンクラどものバタバタ騒ぎが…:映画評「ミッドナイト・ランナー」

「梨泰院クラス」のパク・ソジュン主演の映画。 現在放映中の「未満警察」の元ネタとのことです(僕は観てませんが)。 警察学校在学中の主人公コンビ。 女性をナンパするために街に繰り出して… …と、前半はドタバタコメディ。 将来への見通しも覚悟も中途半…

この顔触れで半分は成功w:映画評「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」

「スター・ウォーズ最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督と、007のダニエル・クレイグによるミステリー映画。 この二人ですから、「どんなアクションが…」とはならず、シッカリとしたミステリー映画に仕上がっています。 ミステリーのジャンルとして…

「パク・セロイ」の呪い:ドラマ評「梨泰院クラス」

「愛の不時着」と並んで、Netflix公開で上位を走る韓国ドラマ「梨泰院クラス」。 ようやく観ました。 「愛の不時着」の沼に思いの外、長く浸かってたので、手を出すのに躊躇してたんですが、見始めたら、こちらも一気でしたw。 ストーリーとしては「愛の不時…

シャーリーズ・セロンが「男前」過ぎるw:映画評「オールド・ガード」

それに尽きる、Netflixオリジナル映画。 Netflixオリジナルは「当たり/外れ」が激しいですがw、アクション映画では「タイラー・レイク」と本作は「当たり」。 これをストリーミングで気軽に見れるってのは、ほんとありがたい。(もちろんアクションなんで映…

これは、ちょっと…:映画評「ルパン三世 The First」

ルパン三世、初の3DCGアニメ。 監督はCG職人の山崎貴。 山崎監督は「ドラえもん」の3DCGもやってて(Stand by me)、その時の印象は、 「まあ最大公約数的に上手くまとめてるかな?」 って感じだったんですが、さてルパンの方は… 結論から言うと、僕は「ダメ…

初、韓流ドラマ。ファンタジーですw:ドラマ評「愛の不時着」

なんかNetflixのランキング1位にずっと出てくるし、流行ってるようだから、1話くらいみてみるか 美男美女のシリアスメロドラマかと思ってたら、コメディやん、これ。 主人公もヒロインも、美形やけど、どっか間抜けな感じがあるなぁ。まあ、好感は持てるけ…

このタイミングでのお気楽ミュージック:村上RADIO第15回

この間、stay home 特番やったばっかりなのにw。 ま、今回もstay homeバージョンのようです。 毎度の丁寧な書き起こし(HP)はこちら。https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/ 60年代前半、公民権運動が激しくなり、音楽シーンもビートルズの登場で一変する前の…

「ジョーカー」の席はない:映画評「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」

ジョーカーの彼女…がハーレイ・クインのアイデンティティ。 そこを突いた作品。 つまりは「自立」「依存からの脱却」がテーマになるわけです。 そこに「抑圧された女性」と言うテーマも重なって、ラストは「女vs男」の大乱闘。 チョット分かり易すぎる構図で…

2時間35分。でも長さは感じさせません。:映画評「ザ・ファイブ・ブラッズ」

「I’m not your negro」に続いて、「人種差別」について考えている妻の希望でのチョイス。 スパイク・リーの新作で、Netflixオリジナルです。(金曜日公開) しかし、寝る前に夫婦で観るには重すぎる作品でしたw。 とは言え、「I’m not your negro」とは違っ…

主人公たちの<泣き>がいいw:映画評「EXIT」

昨年度、韓国で最大ヒットした作品かな? 宇多丸さんの評を聞いて、面白そうだったのでレンタルしました。 うん、面白かったです。 コメディ&デザスタームービって感じですかね。 テロで有毒ガスが蔓延するビル街から脱出を図る男女二人を追いかけています…