鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「おちゃらけ」が足りない:映画評「MIBインターナショナル」

思い返せば<ウィル・スミス>は欠かせないキャラやったなぁ、と。 メン・イン・ブラック インターナショナル 「誰がスパイか」 も含めて、予想通りの展開。 …は、まあイイんですよ。 MIBって、ストーリーを評価するシリーズじゃないから。 でもキャラは重要…

楽しかった!:ライブ「ケニー“ベビーフェイス”エドモンズ」

Billboard Live Osakaでのライブに行ってきました。 世代的には僕もハマるんですが、「ベビーフェイス」は妻が大ファン。 来月が誕生日なんで、少し早めの「誕生日プレゼント」も兼ねて、です。 火曜のStingが「68歳」。 ベビーフェイスが「61歳」。 元気や…

デジタルが抜けた時間に何をするか?:読書録「デジタル・ミニマリスト」

・デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する 著者:カル・ニューポート 訳:池田真紀子 出版:早川書房 読み終えて、 「僕は、<デジタル・ミニマリスト>にはなれんな」。 ま、当分は。 問題意識がないわけじゃないんですけどね。 一番の問題は、…

ほぼほぼ聴きたい曲は聴いたような…:ライブ「スティング My Songs」

事前に発売された「My songs」を掲げる通り、ベスト・ヒットツアー的なライブ。 …なんですが、「My Songs」がそうだったように、過去作を「ロック」寄りにアップデートした内容でした。 https://open.spotify.com/album/7rYT4YE7JweBE9ICtT5oSu?si=6CZiHpMaS…

ビートルズの曲は涙が出るほど美しいという、当たり前の事実:映画評「YESTERDAY」

ビートルズの「イエスタデイ」と言えば、 「美しい曲だけど、聴き飽きた感もある」 ってブログを少し前に読んだことがあって、 「そうだよな〜」 と僕も思ってたんですが…。 イエスタデイ あるキッカケで、「ビートルズ」が存在しない世界に来てしまったミュ…

安心印は変わりません:読書録「カッティング・エッジ」

・カッティング・エッジ 著者:ジェフリー・ディーヴァー 訳:池田真紀子 出版:文藝春秋(Kindle版) シリーズ第14作。 前作でついに結婚したリンカーン・ライムとアメリア・サックスの新婚生活やいかに… って、あんまりそういうシーンはないんですよねw。 …

記憶と演技と:映画評「真実」

妻と午前中の回、観に行きました。 真実 僕は「万引き家族」のインパクトを引き摺ってたんで、 「もっと劇的な展開でもあるのかと…」 って印象だったんですが、妻は 「フランス映画っぽくて大満足」。 <読後感の明るいものを作りたいという思いが強くありま…

いやぁ、今更ですが…:映画評「グッド・ウィル・ハンティング」

ええ映画や!! グッド・ウィル・ハンティング アカデミー賞を取ってて、ガス・ヴァン・サントが監督で、ロビン・ウィリアムズが出てて…っいて、どう考えても「僕好み」。 …なんだけど、あまりにもハマりすぎてて、逆に敬遠しちゃているという作品。 「フォ…

未来をどう作っていくか?:読書録「未来への大分岐」

・未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か? 著者:マルクス・ガブリエル、マイケル・ハート、ポール・メイソン、斎藤幸平 出版:集英社新書 経済思想を専門とする斎藤幸平氏が、哲学者マルクス・ガブリエル、政治哲学者マイケル・ハート、経済ジ…

粧し込んで街を闊歩したくなる:映画評「JOKER」

いろんな評も出てるんで、あんまり付け加えることもないですかね。 JOKER まあ、かつて「ヤクザ映画」をみた後に、肩を怒らせて劇場から出てきたように、シナトラの”That’s Life”をBGMに、街を踊るように闊歩したいような気分になっちゃいましたw。 https://…

こういう本を作りたくなる気持ちは分かります:読書録「岩田さん」

・岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。 編:ほぼ日刊イトイ新聞 出版:ほぼ日ブックス もともとはSwitchにハマりまくっている息子に、 「ゲーム機やソフトを作ってる人って、こんな経験をしてきてるんだよ」 って感じで読ませようかなと思って購入し…

オーストラリア版「逃げ恥」?:読書録「ワイフ・プロジェクト」

・ワイフ・プロジェクト 著者:グラム・シムシオン 訳:小川敏子 出版:講談社 ビル・ゲイツのいつかの「オススメ本」にピックアップされてた作品。 ゲイツが推すんだから「ノンフィクション」とてっきり思ってたら、「コメディ」でしたw。 こう言うのも読む…

とにかく犬を殺したらロクでもないことになると言うお話:映画評「ジョン・ウィック:パラベラム」

1作目・2作目と観て、 「面白いんだけど、アクションでお腹がいっぱいに…」 と言うのが共通した感想でしたが、本作はそれ以上…w。 満腹を通り越してます。 <映画評「ジョン・ウィック」> http://aso4045.hatenablog.com/entry/20151017/1445073469 <映画…

スパイク・リーが怒るのもわからんでもない:映画評「グリーンブック」

アカデミー賞を受賞したときに、スパイク・リー等からの批判の声が上がり、変な話題になった作品。 個人的にも公開時に見に行こうと思ったら、妻が「ブラック・クランズマンの方が面白そう」と言うので、見損ねた経緯があります。 (「ブラック・クランズマ…

うん。ミステリーじゃないねw:コミック評「ミステリーと言う勿れ」

「BASARA」(読んだ。オモロかった)、「7SEED」(未読)の田村由美さんの連載中マンガ。 結構評判良いようですし、「ミステリー」好きですので、消費税アップ前にw。 ミステリーと言う勿れ①〜⑤ 「BASARA」の印象だと、田村由美さんというのは結構ハードな設…

理屈としては賛成なんだけど…:読書録「国運の分岐点」

・国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか 著者:デービッド・アトキンソン 出版:講談社+α新書 「もうアトキンソンさんはイイかなぁ」とも思ってたんですがねw。 前に読んだ「日本人の勝算」を補完するような作品らしいのと、消費税増…

「人が死ぬということはその存在が普遍化することだ」:読書録「希林さんといっしに。」

・希林さんといっしょに。 著者:是枝裕和 出版:スイッチパブリッシング 遅ればせながら「万引き家族」を観て、その感動を引きずって、カンヌでのインタビュー動画を見て、希林さんの貢献を考えさせられ、読んでみることにした作品。 樹木希林さんに関する…

傑作やわ(今更やけど):映画評「万引き家族」

吉本ばななさんのnoteのエッセイを読んでたら、コメント(ゲキ褒め)があって、 「ああ、観てなかったな」 と思って調べたら、primeVideoにあったので… (って、是枝さんの作品って、「海街Diary」くらいしか観てないんだけどw) <吉本ばなな> https://not…

すみません…:読書録「読みたいことを、書けばいい。」

・読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術 著者:田中泰延 出版:ダイヤモンド社 まずは謝罪。 この本が出たころ、結構評判になってるのを知って、 「読もうかな〜」 と思ったんですよ。 その最中に、このツイートをめぐる炎上が… 僕の…

その向こう側に何があるのか:映画評「ミニマリズム」

Netflixで「天才の頭脳の中」を観たら、レコメンドにドキュメンタリーがアップされるようになって、その中にあった作品。 …ってまあ、こういう風に<次から次>に興味を引き継がれることにも警鐘を鳴らしてる映画なんですけどね、コレw。 ミニマリズムー本当…

予想外に「現代的」な物語でした:読書録「夢見る帝国図書館」

・夢見る帝国図書館 著者:中島京子 出版:文藝春秋 前半の貴和子さんと主人公のゆる〜い日々が好きです。 上野近辺をぶらぶら歩き回って、露地の奥にある狭いけど居心地の良い部屋で語り合うような… それだけに中盤以降の「ミステリー」的な展開は、興味を…

小泉環境大臣に見ていただきたい:天才の頭脳の中<ビル・ゲイツを解読する>

Netflixのオリジナル・ノンフィクション・シリーズ。 間違いなく「現代の<巨人>」ではあるが、スティーブ・ジョブズに比べると、どうしても「地味」な感じのあるビル・ゲイツのノンフィクション。 天才の頭脳の中<ビル・ゲイツを解読する> 多分、ゲイツ…

このタッチで「大河SF」:コミック評「ロボ・サピエンス前史」

・ロボ・サピエンス前史<上・下> 著者:嶋田虎之介 出版:講談社 想いは<人>が育む。 その想いをロボットが伝える 遥か、遥か、遠くへ… 新たな「種」としての<ロボ・サピエンス> その誕生の狭間に、<人>の想いが過ってゆく。 その感傷を掬い取れるのは「…

「螺旋」から降りることはできるのか?:読書録「エレベーター」

・エレベーター 著者:ジェイソン・レナルズ 訳:青木千鶴 出版:早川書房 「螺旋」の概念を教えてくれたのは井上雄彦の「バカボンド」だったと思います。 「剣」を極める中で宮本武蔵が囚われた「殺しの螺旋」。 そこに囚われ続けるもの、降りるもの。 折に…

「こう来るか〜」ではあります:読書録「屍人荘の殺人」

・屍人荘の殺人 著者:今村昌弘 出版:創元推理文庫 映画化されるんですね。 映画館で予告編を見て、 「お、面白そうじゃん」 と思って、原作を読んでみる気になりました。 ホラー苦手なんで、敬遠してたんですよ。 <映画予告> https://youtu.be/yzjS8bLrt…

思った以上にエンタメで、ハードSF:読書録「三体」

・三体 著者:劉慈欣 訳:大森望、光吉さくら、ワン・チャイ 出版:早川書房(Kindle版) 評判の中国SF。 作者は映画「流転の地球」の原作者でもありますね。(映画と原作はだいぶ違うようですが) 中国のSF小説というと、「ケン・リュウ」を思い出します。…

題名はシニカルな意味合い:読書録「幸福な監視国家・中国」

・幸福な監視国家・中国 著者:梶谷懐、高口康太 出版:NHK出版新書 題名を見て、 「中国で進んでいるITを駆使した社会統制のあり方を肯定的に捉えてる本かな?」 と思ったんですが、そこまでノー天気な作品じゃありませんでしたw。 むしろ現在中国で進んで…

毒のないコメディ:映画評「記憶にございません!」

個人的には「THE有頂天ホテル」「マジックアワー」あたりは「う〜ん…」って感じだったんですよ。 「清洲会議」は「おお、こう来たか」ってちょっと盛り上がったんですが、「ギャラクシー街道」は知らん間に公開が終わってたw。 で、「どうかな〜」って半ば心…

竹本IT担当相に是非読んで欲しいw:読書録「テクノロジー思考」

・テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」 著者:蛯原健 出版:ダイヤモンド社 いや、本当に読むべきは小泉進次郎氏かな? 「ポリテック」に賛同しながら、結局大きな思想につなげずにいる(本書に沿っていえば、「具体」ばかりを追っか…

「ジャズ」映画じゃないなぁ:映画評「坂道のアポロン」

prime videoでおススメされたのは、「MILES AHEAD」「ブルーに生まれついて」と続けてジャズ映画を観たからかなw。 でも本作。 確かに「ジャズ」を題材にはしてるんですが、「ジャズ映画」じゃあないですね。 坂道のアポロン マイルスも、ベイカーも、「ジャ…